後半ーA:「大岡川プロムナード」 <クリックで戻る>
東洋一のアーケド
弘明寺商店街アーケードの入口!
現在のアーケードは2代目。
初代が出来た昭和31年当時は「東洋一のアーケード」と呼ばれていた。
東京で「東洋一のアーケード」といえば武蔵小山商店街のものであるが、
その完成の半年前に全長270mに及ぶアーケードが弘明寺に誕生していたのだ。
その威風堂々たる佇まいは今も昔も変わらない。
すっごく活気があります!
弘明寺の山門から、横浜市営地下鉄・弘明寺駅まで続く街の中心となる通りです。
通りの中程には、大岡川に架かる観音橋がある。
人々が生き生きしてました!
お店も、店主も、お客も輝いている街でした!
たっぷり時間をかけて散策するとしましょう。
手作り豆腐は、「藤方豆腐店」
店内には自家製の豆腐製品が常時出来たてで並びます。
もちろん豆腐も常に出来たて。
店頭では油揚げやがんも等を随時調理しています。
こちらの一番人気は毎日夕方になると店頭に並ぶ「手作りざる豆腐」。
おばちゃんが出来立てのアツアツをお玉で笊に汲み上げてくれます!
この店の看板商品!
16時からの限定品ですが、この日は14時からでした。ラッキー!
店の前に椅子が2脚置いてあります。持って帰れないから、食べちゃえ!
濃厚で美味い!でも、アチチチィ~~。タレあるいは塩、または何もつけずに。
どのパターンで食べてもうま~~い!
弘明寺指定銘菓「盛光堂總本舗」の『観音最中』
一口食べれば、ご利益がありそうです。
こちらは和菓子の「江戸屋」
定番の「草餅」!気取らないお土産にいいかも。
老舗呉服屋の「濱田屋」。店もさることながら、ここのすごいのはこの看板!
趣き残る店構えは、昭和初期に建てられたもの。90年の歴史を誇ります。
帽子の専門店です。
店内には種類豊富な帽子が所狭しと並びます。
中には、日常生活ではまず被ることがないと思われる「船長帽」や
「シャーロックハット」など、レアな帽子も・・・。
多彩な帽子が並んでます。
お洒落なあなたは、ここでオーダーメードで自分だけの帽子を
手に入れるのもいいかも。
漬物の「清兵衛」
珍しい物も並びます。 量り売りというのがいいですね!
目の前で作りたて!自家製おでん種の専門店。
店頭には常時20種類以上のおでん種が並びます。一番人気は「もやし揚」。
もやしを生のまますり身に混ぜ込む、ありそうで無かった変わり種。
シャキシャキとした食感が味わえます。
飛ぶように売れていきます!
たい焼き!中の餡とか変り種で、衛生管理バッチリでしたが
シンプルな餡子で ワイルドに焼いてくれたほうが嬉しいなぁ。
人気のパン屋さん。
一押しはコレ!
このたこ焼き屋は元気印ナンバーワン! 愛想もいいけど
手返しの技はお見事! 本物だ。
下戸の私は、あまり入らないが・・・。
ヨコハマ開港150周年記念のお酒「黒船」。純米吟醸だそうですよ!
3代目ご主人・川松正孝さんは、東京農業大学大学院を卒業後、
国税庁醸造試験所で酒類の醸造学を研究し、数々の論文も発表してきた
異色の経歴の持ち主。
そんな、川松さんがプロデュースしたのが「純米吟醸 黒船」。
横浜開港150周年を記念して作られた素材も蔵も神奈川県にこだわったお酒。
また、お店のイチ押し「甘酒のもと」は、ノンアルコールの甘酒。
お洒落なお菓子のお店「濱うさぎ」
シンプルにして、綺麗な店内。
お店に入ると先ずお茶を出してくれます。
少々歩き疲れて、喉も乾いていたので有り難かった。
どれにしようか迷ってしまいます。
ウサギの愛らしいお目目にイチコロでした!
和菓子ってすてき。食べるのがもったいないよ~!
桜大福と豆大福。両方いいけど 個人的には桜大福の方が乙でした。
福味?次回のお楽しみにしようっと。
ひそかなマイブーム「生和菓子」
さくらの国の お菓子です! 生和菓子だ~いすき!
個性的なお店がひしめき合っています。
全ては紹介しきれないので、続きはあなたも弘明寺を訪れて
発見なさってみてはいかがでしょう。
商店街を抜けると 弘明寺の山門。
奈良の東大寺並に門の左右に風神・雷神ぽい像が!
本道に続く急な石段。
途中にある「身代わり地蔵」
老若男女が集うお寺です。
見た目はこじんまりしたお寺です。
ここで、弘明寺について「お勉強タイム」!
~観音様脇の看板より抜粋~
弘明寺観音は、瑞応山蓮華院と号す真言宗のお寺で、寺伝によると今を去る
1200余年前、721年にインドの善無畏三蔵法師により開設されたお寺です。
鎌倉時代には源家累代の祈願所とされました。
江戸時代には板東観音三十三カ所の14番札所として信仰を集め年2回の
市が立ち、大変賑わいました。
本尊の木造十一面観音立像(通称:弘明寺観音,国重要文化財)は,
関東に残る鉈彫り(なたぼり)の典型的な作例として有名なもので、
平安時代(11~12世紀)の作です。
町なかにあり、庶民と密着したお寺。
行基菩薩が一刀三礼の鉈彫りで刻んだといわれる十一面観音が本尊となっている。有料ではあるが、頼めば本尊を拝観でき、丸ノミで彫られた痕のある観音さまを見る事ができる。
また本坊では前もって予約をいれておけば高野山流の精進料理がいただける。
↓こちらのお堂の中がこのお寺のポイントかも!(私的に)
正面の厄払大師にお参りをするだけでなく 裏に周りこんでみると面白い!
ガラス戸を開けて、手を合わせてご挨拶。
口をあけた表情が、なかなか興味深いです。
奪衣婆
閻魔様!
弁財天とそれを取り囲む小さな像。
柔和なお顔のこの表情が素晴らしい!
優しく、落着いた気持ちになれます。
なんの信仰心もないのだけれど 自然と心が浄化されていく感覚に・・・。
役行者様 お顔が陰になってしまいました。
弁財天、神宮皇后、閻魔大王、奪衣婆。
そう、ここはもうある種のテーマパーク状態。
つまり、札所巡りは、江戸時代の庶民の
慰安旅行ぽい要素もあったのかなぁ。
以下、このように見所はいくつかありますので参考までに写真で。
七ッ石
『横浜 弘明寺』・・・・・・参拝のついでにぶらりと散策したくなる街。
庶民と密着した弘明寺を訪ねると 自然と心が浄化され
ほわ~~んと優しい気持ちになれて
なぜか、生和菓子を食べた時の幸福感と重なるのでした。 (完)
この辺りに住んでいたことがあるのですか?
以前用事でたまに行きましたけど、こんな風に歩いたことはありませんでした。
味のあるレポですね、すごく新鮮!(^^ゞ
また行きたくなってしまいました、今は用もないですが(笑)
たこやき・・・和菓子・・・大好きです。
黒船も良いな~。
最近、大型スーパーが多くなる中、街中アーケード街のお店には、温かさを感じました。
桜木町付近にはしばしば出かけます。
大岡川の桜も噂に聞いて一度歩いてみたいと思っていたのです。
みなとみらい地区からすぐ近くなのに、このギャップが面白いでしょ。
昔からの商店街が空洞化している場所が多いですね。
>街中アーケード街のお店には、温かさを感じました
横浜の下町的なところで、ほっとできる所ですよ。
>ここのアーケード街は活気がありますね
うちの方にもアーケード商店街とか仲見世商店街とかありますが、弘明寺は本当に生き生きしています。
>それぞれの店の特徴
昔から続いている商売を大事に続けているって感じでした。各々がうま~く絡みあっているという印象を受けました。
*おいしいもの、目白押しですよ*
私が行った時は、ほとんど素通りで。。
こんなに魅力的なアーケードだったんですね。
唯一、あの漬物屋さんにはからは、暫く離れられませんでした♪
和菓子にも気付かなかったなぁ(残念)
時間に縛られないぶらり旅、ぶらり散歩ですから。普通は素通りですよ。
おなかが空いていたので、ついつい食べ物やさんに目が・・・。
「和菓子」=京都最終日に登場しますよ!
先日は・・弘明寺散歩~♪の記事にコメントありがとうございました~~=*^-^*= thanks!!
カモシカさんのレポート・・楽しく拝見しました・・
丁寧にご紹介されているので・・それぞれのお店を明確に思い出すことができます・・
ありがとうございました~~=*^-^*= thanks!!
今日も素晴らしい1日になりますように・・=*^-^*=♪Thanks!!
同じ場所を散歩されているというのは、言葉では言い表せない独特の空間、空気を感じていますね。
弘明寺に続くあのアーケードの商店街、とても気に入ってます♪
こちらこそ、thanks!!