2007・9・21 八方尾根からのスタート。お昼までに唐松岳を登頂。午後は五竜岳に向けて縦走だ。
白馬山麓からゴンドラリフト「アダム」と2本のリフトを乗り継いで八方アルペンラインを八方池山荘まで高度を稼ぐ。
真っ青な空の中を夢心地で登って行く。
左から白馬鑓ヶ岳・杓子岳・白馬岳。いわゆる白馬三山だ。
絵葉書のような美しい山岳風景の中を歩く。
八方尾根を快適に登る。青空に吸い込まれそうだ。
第2ケルンから天狗の大下りと不帰キレットを望む。
八方ケルンから振り返る。雨飾山・火打・妙高山・乙妻、高妻山・戸隠連峰・一夜山・飯縄山のラインが見えている。
この日は360度全ての山が見えた。顕著なところでは富士山、八ヶ岳、南アルプス、中央アルプス、浅間山、四阿山、横岳、岩菅山、草津白根山、苗場山。
栂池から白馬乗鞍岳、小蓮華山など。上の写真の感じでぐるり360度鮮明に見えている様を想像あれ。
不帰キレットを眺めながら八方尾根をスイスイ進む山オンナひとり。
彼女の歩くその先に現れたのは、
不帰キレットと白馬三山を水面に映す八方池
日本にこんなところがあったのかと目が覚める感じであった!といっても、今まで何度もここを訪れてはいるが、こんなにクリアに白馬三山を映し出す光景は初めてであった!縦走の目的がなければ1日中見ていたかった。
左手には目指す鹿島槍、五竜岳の雄姿を眺めながらの登りである。
鹿島槍ヶ岳
五竜岳
↓ 秋を感じる小さな光景。
ヒョウタンボクの実。
岩にバッタ
ナナカマドの実。
丸山ケルンで憩う人々。
丸山を越えれば唐松岳はすぐ目の前だ。 以下のような展望の中を登る。
五竜岳が一際大きく見えるようになる。圧倒的なボリューム感だ。
不帰キレットと天狗の大下り。
ここまで登ると白馬三山が縦ならびに見えてくる。
唐松山荘前に飛び出す。すぐ目の前に唐松岳に連なる稜線が裾を延ばしている。
気分爽快! 山の天気は常にこうでありたい!
目の前には、剱・立山の贅沢な展望が広がる。
剱岳。「また登りに来いよ」と誘われた。
唐松岳への稜線を山頂を目指す山オンナ。
唐松岳山頂。 「あれが五竜岳だよ!」彼が指差す先はこちら。↓
威圧感さえ感じるほどの五竜岳とそこへ延びる稜線。
五竜岳の右に穂高、槍ヶ岳、鷲羽岳、水晶岳、薬師岳、赤牛岳などを挟んで
立山連峰、剱岳。
不帰キレットと白馬三山方面。
唐松山荘と大黒岳。さらに五竜岳に連なる稜線。
唐松岳山頂にて 1
唐松岳山頂にて 2
剱岳の右には、毛勝三山も見える。
唐松岳を後に、五竜岳に連なる稜線を進む。
岩稜帯の大黒岳を越えていく。
正面には常に五竜岳を見ながら進む。
槍穂縦走からすれば、おもちゃのような岩場だが 中高年のおじ様は必死で登っていく。
通過した大黒岳を振り返り見る。
前方の稜線を見渡す。
シラタマノキが結構多かった。メンソールのミント系の香りが疲れを癒す。
歩いてきた唐松岳、大黒岳を振り返る。
前方の白岳へは緩やかに登る。
登り詰めれば、五竜岳がすぐ目の前に姿を見せる。
紅葉している樹はほとんどなかった。かろうじて、草紅葉だけが何箇所かで見ることができた。
白岳中腹から歩いてきた稜線を振り返る。
白岳と五竜岳の鞍部に建つ五竜山荘が目に飛び込んでくる。
ここで あるものを見てしまいました! そのあるものとは?
続きは、「唐松・五竜・鹿島槍 2」へ。
でも、青空すごいでしょ。
“お山の神様”のお陰です!
今回このコースは2回目ですが、神様は予定の最後までは微笑んでくれませんでした。(どっかでバランスとってくれてますね)
りんさんも天気のいい時またここに出かけてみては。
今回は、中央も南もキャンセルしての展望狙いでした。1日目はよかったのですが・・・。
ぜいぜいさんのおっしゃる通り“お山の神様”がついているんですね。ちょっと妬けます(笑
素晴らしい写真ばっかりでうっとりです。
私も以前唐松~五竜~鹿島槍~爺と歩きましたがこんな美しい景色だったなんて。。。。
神様は不公平過ぎます。
綺麗な写真見せて頂けて嬉しいです。
以前、八方から二回、この道を通っていますが、そのどちらとも雨、ガスガス天気で何も見えなかったのです。
鹿島槍や五竜もこんな風に見えていたのですね。
縦走目的でなかったら一日中でも眺めていたい景色でしたね。
青空と池の青さが際立っています!
気に入っていただけて光栄です。
今回の記事は、皆さん八方池に映る白馬三山に釘付けのようですね!
山は快晴がいいですね!でも、いつでもこんなのが見られるわけではないですよ。
登山を続けていかれると このような貴重なワンチャンスに出会えます。
どれを取っても絵葉書のような写真!素敵です♪
鏡のような八方池に映る白馬三山が素晴らしいですね^^
山登りはまだまだ経験が浅いのですが、こんな縦走をいつかしてみたいです!
もちろん快晴の日にネ(^~^v
私は高い山は八ヶ岳スタートでしたから。
今回の八方池はヒットでした!
いっそのこと「青空山行記」にタイトル変えようかな?(笑
業務連絡:土曜日は残念ながら、まゆ太族。(涙
八方池の写真は凄いきれいですね~
カモシカさんの写真はいつも青空(^^♪
五竜は、あいまいな記憶ですが、オイラの最初の山だったかな?(笑)
こちらこそよろしくです。
シャインさんの写真や味のある文もステキですよ!
「真剣に再訪を考えちゃう様な眺望でした。」→是非また!その度に自然はいろいろな姿を見せてくれますよ。
「とっても気に入っちゃったなぁ^^」→光栄です!
めったに見られないクリアな八方池でした。
お山の神様に感謝ですね!
「若いソロの女性」、特に気がつかなかったけど言われてみれば増えたかな?ちょっと嬉しいかも?
ヒョウタンボクは夏場は白い小さな花で双子のように並んで咲きます。そのまんま赤い実になります。
過日はご訪問ありがとございました。
とっても嬉しかったです、これからも宜しくお見知りおきを(笑)
改めて、北ア縦走のレポ拝見しました♪
不帰キレットと白馬三山を映す八方池、これが見たかったですぅ。
本当に息を呑む美しさ・・写真もスゴ-イ☆
真剣に再訪を考えちゃう様な眺望でした。
青い空、バッタちゃんに山オンナさんの後ろ姿。。
とっても気に入っちゃったなぁ^^
八方池までは行ったことありますが、すごくきれい。
カモシカさんはいつもお山の神様が付いてますね~
こんなクリアーな八方池初めて見ました。
晴れているとこんな感じになるんですね~
素晴らしいです。
何か、この頃若い単独女性の登山者増えてきた
感じしませんか?良い事です華やかになって(´ω`)
ヒョウタンボクの実、この前から気になっていたんです。
ヒョウタンボクって言うんですね(^ω^)
いえいえ、こちらこそよろしくです。またいつでもお越しください。
八方池は何回も訪れていますが、こんなにクリアなのは初めてでした。
“カッコイイ”なんて困っちゃうな。もっとすごい方たくさんいらっしゃいますから。
無理をしないで、少しずつ、少しずつ。その延長線上ですよ。
TBありがとうございます。
晴天に勝る宝なし、って感じです。
3000m峰は終わったから、8000m峰にしようかな~。(エヘヘ・・)
もちろん写真は、ポケットサイズのいわゆるコンパクトデジカメといわれるタイプです。
いえいえ、基本的に雨は嫌いなだけですよ。特に、山で雨では楽しめませんから。
天気がよければ、無名の山もすぐマイ・100名山です。
1昨日は拙ブログにお越しいただきましてありがとうございました。
厚かましくも遊びに参りました。
今後ともよろしくお願いいたしますm(__)m
やはり、山の上は秋なんですね~。
私が行ったお盆の頃よりも空気が澄んでいて八方池からの白馬三山が見事!
私が2日に分けたところを1日で行かれるなんて、さすがですね。
牛首周辺をおもちゃみたいって言えちゃうカモシカさんがカッコイイです!!
私は、レポ中の中高年並みにへっぴり腰なのでどうやったら、そんなカッコイイことが言えるようになるのか、今度秘訣を教えていただきたいです。
あと、厚かましいついでで恐縮ですがTBをさせていただきました。
よろしくお願いいたします。
日本の風景とは思えないですよね・・・ホントに
3000m峰完踏の後 真っ先に行こうかな・・・・
(*’-’*)エヘヘ♪
ブログにコメントありがとうございます(*^-^*)
つかぬ事をお聞きしますが、
カモシカさんの写真はデジカメでとってるんですか?
素晴らしい天気、素晴らしい景色ですね!
これを見ていると、山はまさにこれでなくっちゃと
思います。
また、判断もさすがですね!
『いい天気の時に、山は登ろうよ!決して山は逃げたりしない!いつでも来るのを待っていてくれるのだから・・・』