カモシカさんの山行記録・旅日記etc.

山は心のふるさと。登山(アルプス~低山まで)・ハイキング・小旅行の気ままな記録です。

春爛漫 掛川城の桜<1>

2011-04-05 | 小さな旅

  

  春爛漫 掛川城の桜

 

 

 4月2日(土) 最高気温 23.5℃   最低気温 6.3℃

 この日は少し歩くと汗ばむくらいの陽気であった。

 上着を脱いで腕まくりをしての散策であった。

(因みに、4月3日は 最高気温が11℃と気温変動が大きく

 ソメイヨシノも開花してから足踏みである。)

 今年はソメイヨシノの開花が遅く例年なら4月初め前後が満開の見頃の時期なのであるが、

静岡県内何処もさっぱりダメなのだが、掛川城の枝垂桜が満開との情報を得て

掛川への「小さな旅」は 掛川城と桜の花見と相成った。

   

          

                              

          青空にベニシダレザクラが映えて美しかった!

         桜の上に浮かぶ掛川城の天守閣も風格があって 歴史を感じる眺めであった。

 

 掛川城

 

 室町時代、駿河の守護大名今川氏が遠江進出を狙い、家臣の朝比奈氏に命じて築城させたのが掛川城のはじまりです。戦国時代には、山内一豊が城主として10年間在城。働き盛りの一豊は大規模な城郭修築を行い、天守閣、大手門を建設すると共に、城下町の整備や大井川の治水工事などに力を注ぎました。

 

掛川は、一豊の人生にとって大きな意味をもつ土地であり、高知城は掛川城を模して作られたとも伝えられています。

現在の掛川城は、平成6年4月に「東海の名城」と呼ばれた美しさそのままに、日本初の本格木造天守閣として復元されたものです。

 

 

 

 先ずは、大手門をくぐって いざ出発!

 大手門は天守閣に続いて平成7年復元されています。掛川城の表玄関にふさわしい桜門造りの本格的な櫓門は、木造日本瓦葺き入母屋づくり。

 

白壁で板ひさしが配され、棟上にはシャチ瓦が飾られた勇壮な構えです。実際は現在地より50mほど南にありました。

 

 

 

 オオシマザクラと大手門番所。

 江戸時代末期に建てられたこの番所は、城内に出入りする者を監視する役人の詰め所。

 大手門の復元にともない当時の地に移築されました。

  オオシマザクラ

 

         ↑ 大手門付近から天守閣を望む。 ↓

 

 

 急な石段を登って四足門へ。 この左に太鼓櫓があります。

  太鼓櫓

 城下に時を知らせるための大太鼓を納めてあった建物。 掛川城御殿の広間に当時使われた大太鼓が現存しています。

 

  四足門をくぐると 以下のような眺めがパッと目の前に展開する!

 

 

  

 

      日本に生まれてよかったなぁ~と実感する瞬間である。

 

    ↑ 隅っこには 掛川城の模型と構造図が設置されている。 ↓

 

  現在見られる城郭の構造の基本的な部分は安土桃山時代に同地に入封した

  山内一豊によるものである。

 

 ベンチに腰掛けて 桜と天守閣を同時に眺める気分は最高である!

 雰囲気を数枚の写真で。。。。。 ↓

 

 

 

 

 

 殿様気分を味わったら、左手に回り込んで

 

 いよいよ天守閣を目指して進む。

 

 

 

 ソメイヨシノより小ぶりだが、淡いピンク色が綺麗な桜に包まれて歩く。

 

  いざ、天守閣へ!

 

  くねくねと曲がった階段を登る。

 

  かなりの斜度がある。

  曲がりくねった急な石段も 敵の侵入を防ぐ築城の工夫の1つである。

 

 登りきれば 天守台。 千晴の右=霧噴井戸。

 

 東海を制す重要な拠点だった掛川城には、さまざまな言い伝えが残っています。霧噴井戸の伝説もそのひとつ。

 

西から徳川家康、東から武田信玄に攻められた駿河の今川氏真は、重臣朝比奈泰朝の掛川城へ逃げ込みます。この城を落そうと家康が攻撃を仕掛けた際、井戸から立ちこめた霧が城をすっぽりと覆い隠し、徳川軍は攻撃できなくなったといいます。

以来、掛川城は、「雲霧城」とも呼ばれるようになりました。この霧噴井戸は、天守台の脇に現存しています。

 

 

 天守台からの眺め。 掛川城御殿の全容が望める。

 簡単にいうと京都二条城の二の丸御殿のミニチュア版である。

 城主の公邸、藩の役所、公式式典の場などとして使用されました。現存する御殿は、
 江戸時代後期に再建された建物で、全国で数ヵ所にしか残っていない大変貴重なもの。

 

 ↓ 昭和55年、国指定の重要文化財に指定されています。 ↑

          

     御殿 ↑  →

 

  ↓ 御殿の左手前に見えるのが、二の丸茶屋。↑

 

 

  天守閣内部です。

 
天守閣の木材は、ヒノキ科の常緑高木の青森ひば(別名 あすなろ)を使用して

再建されました。

 

 

 天守閣最上階には ボランティアガイドがいて解説をしてくれたり 質問に答えてくれたりと

 有意義な時間が過ごせます。

 

  御馴染み「三菱」のスリーダイヤもなるほどと分かりますよ。   ↑

 

   以下、天守閣からの眺め!   う~~~ん、 余は満足じゃ♪  

 

 

 

 

 

 

              掛川城の桜

 

 

 

      桜と天守閣の美しさにうっとり。。。。。

     そして、少しだけ歴史とお城の勉強もした「小さな旅」なのでした。

                            

 

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6 コメント

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わぁ~♪ (矢車草)
2011-04-05 19:20:52
もうすっかり春ですねェ
とっても美しいベニシダレザクラですね!
お城の白い壁と青空と・・・素敵です❤
春のミニトリップもいいものですね(*^_^*)
千晴も嬉しそう♪
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桜~ (やまとそば)
2011-04-05 19:50:03
ベニシダレザクラですか。
ソメイヨシノ勿論良いですが、時期をずらして楽しめる桜~良いですね。
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Unknown (つばさ)
2011-04-06 08:56:59
城と桜似合いますね。
確か、静岡出身の昇太も、城大好きでしたよね。掛川城、いい城ですね。
高いところから見渡せる城からの眺めも気持ちがいいです。また、城は歴史を感じさせるので、興味出てきますよね。充実した春の一日になりましたね。
返信する
矢車草さん ( カモシカ)
2011-04-06 21:28:36
休日出勤の可能性もあったので、急遽のお出かけでした。
枝垂桜が満開だと聞き、県内ですが、まだ訪れたことがなかった掛川城と桜の春のコラボを楽しみました。
矢車草さんのスミレいっぱいも凄いね。
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やまとそばさん ( カモシカ)
2011-04-06 21:30:57
そうなんです、枝垂桜のほうが見頃が早いからソメイヨシノとの時間差でお花見散歩です。
今年は花の見頃が遅れていましたが、ようやく今週末は満開のソメイヨシノのお花見ウォークができそうです。
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つばささん ( カモシカ)
2011-04-06 21:36:03
そうです、昇太は城郭マニアです!
最も好きな姫路城には、スケールで適いませんが、勉強にはなりました。
青空と天守閣と桜~調和した雰囲気のある眺めでした。また、ヤマノボラーとしては 天守閣からの眺望も嬉しいですね。
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