長峰山 <北アルプスの絶景>
長峰山山頂からの北アルプスずらりの眺め
安曇野の盟主 常念岳
鹿島槍&五竜岳
カモシカ・マイ100名山の一つである長峰山に今年も登った。北アルプスずらりの眺めは 爽快である。 残雪の北アルプスの絶景に毎回新たな感動を覚える。
カモシカ・マイ100名山の一つでもあるお気に入りの山「長峰山」に
また登ってきました♪
長峰山(ながみねやま)は安曇野市明科にある標高933.3mの里山。
長峰山・光城山をセットで縦走することもできます。
安曇野の東山、標高934メートルの長峰山山頂からは、
北アルプスをバックに梓川・穂高川・高瀬川が合流して犀川となるのが見渡せる
絶景ポイント。
NHK朝の連続テレビ小説「おひさま」で度々登場した安曇野平の映像は、
長峰山から撮影されたものだそうです。
安曇野平、常念岳を一望するなら お奨めポイントです。
この眺めは、川端康成(小説家)、東山魁夷(画家)、井上靖(カモシカの郷土の作家:小説家)の3氏が揃って登った際、川端が
「残したい静けさ、美しさ」と眺めを絶賛したというほど。
昭和45年5月に長峰山に川端康成(小説家)、東山魁夷(画家)、井上靖(小説家)の3名が登っています。それは当事の南安曇郡穂高町が北アルプス山麓の自然と開発の調和実現のために川端康成に意見を求めてのことでした。頂上には東山魁夷の文章が石碑として刻まれています。
石碑には「安曇野を想う 東山魁夷 五月の若緑に蔽われた安曇野はなんと美しかったことか 上高地から流れ出る梓川が高瀬川と合流し犀川となって北に流れる平野の上に高く連なる北アルプスの山々 常念、東天井、燕と長峰山の上で案内人の指し示す残雪の嶺々を仰ぎながら飽かず眺めたひとときが忘れられない」と書かれています。
長峰山の山行記録は、拙ブログには何度も登場するので、詳細は割愛で
今回は、展望編と登山道の様子編の主に2部構成のアルバム編集としました。
山頂に登り着くと最初に目に飛び込むのは、展望台。
そして、ロボットのように見える「歴史の塔」と桜の大木。
いつものこの時期なら満開見頃であるが、今年は全国的に桜の開花が早く
満開見頃もあっという間に終わった。
長峰山山頂の桜も名残の桜が僅かに愛でられる程度であった。
さて、展望編! 1日中眺めていても飽きないこの絶景!
北アルプスずらりの眺め&安曇野平の眺めは格別である。
左から右に、見えている代表的なピークを予め列挙しておくので
この先ずらっと写真が並びますが、各自で山座同定してお楽しみくださいね♪
北アルプス:
鍋冠山、大滝山、蝶ヶ岳、(目のいい人は北穂・南岳)常念岳、横通岳、東大天井岳、大天井岳、
表銀座のスカイライン、げ~ろ岩、有明山、燕岳、北燕岳、清水岳、
餓鬼岳、立山、北葛岳、針木岳、蓮華岳、赤沢岳、鳴沢岳、岩小屋沢岳、
爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、白馬鑓ヶ岳、杓子岳、白馬岳、
小蓮華山、白馬乗鞍岳、天狗原、栂池方面
以下、写真省略ですが次のような山岳展望があります。
中央アルプス:
木曽駒ヶ岳、右へ・・烏帽子岳、御嶽山、天狗岩
木曽駒ヶ岳から左へ、霧訪山、光城山、南アルプス<大沢岳、赤石岳、荒川三山の中岳> 高ボッチ山、鉢伏山、袴越山、王ヶ鼻、武石峰、三才山、二ツ石峰、入山
御鷹山、大洞山、四阿屋山、三峯山、城山、聖山、タラ原山、高妻山、東山、白馬乗鞍岳
残雪の北アルプスの峰々は、1日中眺めていても見飽きることはない。
まさに「残したい静けさ、美しさ」である。
登山道編:
新緑の輝きと名残の桜、フデリンドウ、ミツバツツジ、
樹間からの北アルプスの眺めetc.
登山というカテゴリよりは、ハイキングに含めた方がコースとしては
妥当かと思うが、
この展望を加味するとやはり登山・山旅としよう。
最後にもう1枚!
いつまでも残したい眺めである。
参考:過去記事
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