いよいよCB77エンジンのシリンダヘッドの組立となりました。
バルブを磨くことから入ります。
ハンドドリルにバルブを取付サンドペーパーで磨きました。右写真のように美しくなりました。
次はバルブのすり合わせです。バルブコンパウンドをバルブとバルブシートの間に塗りバルブを右左に回してバルブ当たり面を研磨し圧縮漏れを防ぐようにする。バルブを左右に回すのは通常タコ棒と言われるものを使用するのですが、CB72のバルブは真ん中にマイナスドライバーが入るように溝が掘られているため大きなマイナスドライバーで回した。
バルブの当たり面を研磨しているところです。
バルブのすり合わせのあとはポート研磨です。レース用にするわけではありませんが、CYBのエンジンと比較するとポートの内面がザラザラの状態でしたのでリューターで研磨しました。
アルミを削るには砥石では目が詰まってしまうため右写真の金属刃にしました。切れ味は抜群です。
ロッカーアームとカムシャフトを取り付けました。あとはシリンダに載せるだけです。
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