やっと買ったぜ!念願の自動車だ!
しかし、ちょっと怖いな!俺はこう見えても高所恐怖症なんだ。
道はガタガタだし、落ちそうだよ!
こんな車に彼女乗ってくれるかなあ?
100年前のドライバーの独り言でした。
やっと買ったぜ!念願の自動車だ!
しかし、ちょっと怖いな!俺はこう見えても高所恐怖症なんだ。
道はガタガタだし、落ちそうだよ!
こんな車に彼女乗ってくれるかなあ?
100年前のドライバーの独り言でした。
私はよく、有楽町の相田 みつを美術館に行く。なぜそんなに通うのか。
それは相田 みつをの詩は心打たれる詩が多いからだ。
先日も金子みすず展の同時に行っていたので早速行ってまいりました。
上記写真は相田 みつをの直筆で「いのちの根」という詩だ。
私が好きな相田 みつをの詩の中の一つである。
人生、いいことばかりでなはない。むしろ、嫌なことが多い。辛く思える日々が続くときもある。
自暴自棄になりそうな時もある。
そんな時、この詩が自分を支えてくれるのだ。
一通りひとことひとことかみしめながら読んで欲しい。
辛く、屈辱的な過去を乗り越えた人の目は美しい。すぐ、感情的になりカッとなりやすい人との差
は歴然としている。怒る前にひと呼吸置くことだ。苦しいけど怒りを乗り越えることで冷静なものの
見方ができるようになる。人間は考える唯一の動物なのだ。人間らしい生き方をしていこう。
いつも反省の毎日である。
これは金子 みすずの直筆の詩だ。字が知的で女性らしくかわいい。母親が子供を思う気持ち
は100年前でも今でも変わらないのだ。
大人になると子供心を忘れてしまう。子供は見るもの新鮮でなんでも興味を持つ。欲に心を
とらわれることもない。うれしいときは笑い、悲しいときは泣く。心が素直なのだ。
しかし大人になるとどうだろうか。本音と建前を使い分け、うそをつく。金稼ぎに心をとらわれ、
損得勘定で生活をする。人と人との間に壁をつくる。だからみすずはこどもは大きく、大人は
ちいさい、と言いたいのではないのだろうか?
みすずは26歳で亡くなっているが結婚して子供がいた。子供好きなみすずは、わが子の無邪気
なしぐさを見て、自分に言い聞かせていたのかもしれない・・・・・・・・・。
自分を振り返ることの重要性。相田 みつを も 金子 みすず も同じことを言っている・・・・。