冬まつりも終わり、あとは、春を待つのみ。
あ~あ!
花火、何枚も撮ったけど、まともなものは、ほとんどなかった(涙)
花火大会ではないから、打ち上げ数は少なくて、あっという間に終わっちゃう。
設定をいろいろ変える余裕はないから、見当をつけて、カメラを固定して、とにかくバシバシ撮ったのです。
大雪像の正面は凄い混雑で、アタシは端っこで三脚を構えました。
花火の高さも分からなくて、本当に適当にレンズを向けていたから、全体を撮ることが出来なかった。
さて、お祭りが終了し、雪像や氷像も役目を終えます。
早速、解体作業がはじまりますよ。もしかしたら、その夜、作業を始めたかもしれません。
雪像は崩れると危険です。下に人が居たら、怪我どころではすまないかもしれないし、
埋まって、誰にも気がつかれなければ、死にます。
河川敷は広いので、人の立ち入りを完全に阻止することは、常時監視しなくてはいけないので不可能です。
あの大雪像がそのままあれば、近づいて見に行く人は必ずいます。
だから、街なかでなくても、壊す必要があるのです。
札幌の大雪像も、すぐに解体されるはずです。
あちらこそ、危険ですからね。大通り公園は、人通りが激しいので、あんな大きなものが崩れてきたら、
けが人多数!でニュースになります。
河川敷の堤防側にも滑り台が作られて、タイヤチューブで子供たちが楽しんでいました。
ここは、最終日の夕方、遊戯終了になったのですが、その途端、重機で解体し始めました。
まだ、冬まつりは終わっていないのに・・・。
管理する人が居ない時に、子供が勝手に滑って、けがをしたら困るからです。
遊戯中は、上や下で係員が誘導、監視していて、ここだけで最低4人いました。
ショベルカーが崩す滑り台。
少し、せつない・・・。
氷像も、倒れたら危ないのは、想像できるでしょう?
大人の背丈以上のものが、ほとんどです。
だから、壊すのです。
もったいないけれど・・・。
でも、その儚さが、一層美しさを強調するのかもしれません。
解けてなくなる・・・。
いつか、壊す・・・。
そう思って見ていると、氷の輝きが、何かを訴えているように感じます。
氷彫刻世界大会、団体戦の最優秀作品「逃げろ、逃げろ」
あまり綺麗に撮れていなくてすみません。
これを撮っている時、近づいて一生懸命見ている人に
「すみません、どけてください!」と言って、写真を撮っている人がいた。
すみません、と言いながら、口調は「邪魔だ!」という感じのキツイもの。
何様のつもり?と思ってしまった。
私達がいるのは歩道で、立ち止まってレンズを向けて、通行人の邪魔をしているのに。
写真を撮る人のために、氷像が作られたわけではない。
すべての人に楽しんでもらうため展示されているのだ。
写真は「撮らせてもらう。」のだ。
見ている人が居たなら、立ち去るまで待つべきだ。
それが、たとえ一時間だとしても、そこまで探求して見ている人の方が、正しい見方だ!
最近は、私のようにカメラを構えて何でも撮ろうという人が増えています。
けれど、カメラ人口が増えた分、マナーの悪い人も増えて行く。
「撮鉄」の線路侵入が問題になっていますよね。
カメラを持って歩いていることが、恥かしいこと、にならないように、願ってやみません。
花火は、普通、夏の風物詩。ただの「花火」は、夏の季語かな?
”白い息 吐いて見上げる 冬花火
熱き花びら 雪を解かせよ ”