昨日の朝。
朝陽が眩しく射しこんでいるな・・・、と思いながら、窓の外をみたら、不思議な光景が・・・。
周りに家やアパートがあり、朝陽は入らない、朝は必ず日陰になる駐車スペースが、
不思議に光っていたのです。
何だろう?・・・と思って外に出たら、
東を向いて建っているアパートの窓ガラスに反射した太陽光が、雪に映っていたのです。
ちょっと、分かりずらいかもしれませんが、ピンクに染まった雪がキラキラ輝いて綺麗でした。
昨年、そのアパートはまだなかったから、こんな現象は今年が始めてです。
今、私は、東、太陽の方向に向かって立っているのに、後から陽が射して、影を作っています。
不思議な感じ!
では、記事タイトルの話(爆)
ねかはくは 花のもとにて 春しなん そのきさらぎの 望月のころ
なんて歌がありましたね。
ご存知ですか?
この歌が詠まれた頃の如月は、旧暦では今の3月にあたり、花を愛でることが出来る季節だったのでしょう。
自分の死に場所を選ぶことが出来るなら、やはり、綺麗な場所がいいですよね。
花の下で眠るように人生を終えることが出来たなら、それこそが最高の幸せというものではないでしょうか?
別に、暗い話題ではないと思うのです。
人生の最後の迎え方を考えるのは、とても建設的なことだと思うのです。
人は、産まれたら必ず死にます。
産まれて、生きて、死ぬ。
死も、人生の、生の一部なのですから、生き方を考えるように、死に方も考えるのが普通のはず。
生きている中で夢や希望があるように、死ぬことにも夢や希望があっていい。
常日頃、アタクシはそう思っているのです。
この歌を詠んだ西行は、その通り、陰暦2月に入寂(僧が死ぬこと)したそうです。
歌に詠まれた 如月の望月、今夜の月です。残念ながら、私は仕事で見ることが出来ません。
しっぽな地方でこの季節、春はまだまだ遠い。
でも、ここで、この季節に、人生の終わりを迎えるのは、アタクシにとって夢かもしれない。
ここで詠むならこうなるか?
願わくば 雪に包まれ冬死なん その如月の 望月のもと
なんちって!
ははは、暗く受け止めないでー!
思いついただけなのー!!!
昨夜、なんとか月の写真を撮りたくて・・・
でも、雲が出て来て、こんなのしか撮れなかった。
ああ、ちーさんの写真を借りて、載せた方が良かったかなぁ…