間伐ボランティア『ウッディーズ』については、こちらをどうぞ!
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さて、小樽の続き・・・
はるか小屋は、昨年建てられたばかりの新しい山小屋で、中に入ると木の香漂う素敵なところでした。
暖房はもちろん(?)薪ストーブ。
水道も電気も通っていて、トイレも完備。
快適な宿泊が出来そうです。
古い山小屋は昨年焼失してしまったそうです。
その後、有志の協力で再建が実現したとか。
手作りと言うには、余りに立派!
お仲間に、匠の技を持つ大工さんが居るらしく、それを聞いて納得しました。
下の写真は小屋の中なのですが・・・
夜にWaoさんとお酒を飲んで、酔っぱらった後に撮ったので(言い訳!)、手振れがひどいの。
写真を小さくして誤魔化します。(汗)
薪ストーブも、譲り受けたものだそう。
ロフトがあり、夜は少し寒いので上で寝ます。
よ~く見ると・・・見下ろしたテーブルに一升瓶があるよ(爆)
山小屋の前は開けた庭のようになっていて、そこを囲むように石垣がありました。
その上に登り、遠く視線を向けると、海が見えます。
Waoさんが、写真を撮りやすいように木を除けてくれました。
内陸で生まれ育った私は、海を見るとただそれだけで感動してしまいます。
Waoさんは、「こんなので喜ばれるとは・・・。」と不思議そう。
そりゃあ、毎日海を見ている人からしたなら、私の反応は大げさに見えるでしょう。
実は、山小屋はまだほかにもある。
こちらは、Waoさんの・・・まさしく彼の所有財産です。
この小屋の背後・・・上の写真で言うと、向かって右手に山の斜面が迫り、森があります。
ワオとは、アイヌ語でアオバトのことだそうで、本当に鳴き声が「わぉー」と聞こえるんだって!
「わぉー」と鳴くのはアオバトだけではなくて、子供達も・・・
看板に『かもめ保育園』と書かれているの、分かりますか?
写真では分かりずらいですが、後ろはかなりの急斜面で、冬、雪が積もると子供達が上から滑り下りて来るのだそうですよ。
ほんと、私は登る自信が無いほどの坂なのですがね・・・
かもめ保育園については、また後ほど・・・話題が盛りだくさんで、どうやって書こうかと困るわ!(爆)
そうそう・・・この小屋のそばに、小鳥が落ちていたそうで、Waoさんがわざわざ私に見せるために保存してくれていた。
野鳥図鑑で調べると『キビタキ』のオスでした。
可哀想に、どうして死んでしまったのか?
とても綺麗で傷などは無いように見えるのに・・・
でも、こんな小鳥が訪れる森だということです。
この後、春香山で行われていた芸術祭に案内して頂きました。
森の自然を利用した芸術作品の展示だったのですが、いい写真が取れなかったので、割愛<m(__)m>
そして向かったのは、私が大げさに喜ぶ海です。
車で海の近くまで行き、そこから急斜面を下りて行きます。
獣道のような細くて足場の悪い、なかなかのサバイバル行!
辿り着くと波打ち際まで行けました。
ああ、海だ・・・素晴らしい!
これは、地元の人が「たから島」と呼ぶ『恵比寿島』
島と言っても、大きな岩と言った感じです。
アオバトが生息しているそうですが、この日は見られませんでした。
写真を撮っていると、中年の男女が現れました。
崖のような急斜面を下りて来た私達とは違い、涼しい顔をしています。
話を聞くと、なだらかな坂の普通の道があると言うのです。
帰りはそちらを登ったのですが、車も通れるアスファルトの道でした!(爆)
いやいや、良い経験ですから、Waoさん、お気になさらずに・・・。
さあ、夜はWaoさんとお酒を飲みながらの語り合い!
山小屋の中で、話しが尽きぬほどで、時間の経つのも忘れます。
私は山小屋に泊まりるので問題ありませんが、Waoさんはご自宅に帰ります。
飲んでしまってどうするか?というと・・・。
奥様がちゃ~んと迎えに来てくれるのよ!
優しい奥様・・・だけじゃなくて、この方もまた、凄い人!
それは、また後で・・・。
お二人が帰ってかたら、ほろ酔い気分で小屋の中の写真を撮り、
そして、期待を胸に空を見上げれば、星が見えている。
よしよし、写真を撮るぞ!と思っても、
やはり旭川からの移動に疲れていて、酔いも手伝い、集中力が欠けてしまう。
いつものように、水平調節が・・・でも、眠くて・・・
もしかしたら、明日も撮れるかも・・・などと、安易な期待をして、諦めちゃうんだから、だらしないわ!
長時間露光の間に、寝る仕度をしたらいいんだ!と、日周運動にも挑戦!
写真整理があって時間が無いので、今回は手抜き調整です!
ああ、折角だから、もっときちんと設定したらよかった・・・特にアングル・・・
実は、次の日は雲が出てしまい、星は全く見えなかったのよ!
ぐすん・・・
それでもね、それなりに満足して、この後気持ち良く寝たのです。
山小屋の中で、幸せに浸りながら・・・
そして、明日に続く・・・