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画家 西野健太郎のアトリエ日記

ジャパンアートエキスポ出品作品2

2019年11月30日 | 新作、制作過程
2作品目にご紹介する作品「一筋の光」は、1.7メートルの針槐(ハリエンジュ)の木の中に、まっすぐ伸びる光に照らされたオオカミの白い吐息を描いた作品です。

裾が広がった珍しい形をした針槐の木は、重さもあり堂々とした風格があります。

黒い樹皮と美しい木目をした木肌のコントラストが、オオカミを照らす一筋の輝く光を強調しています。

「一筋の光」シリーズはオオカミ作品の中でも最も人気があり、これまでも2作品発表していますが、この作品はこれまでで一番大きな作品です。

シンプルな構図ながらも、力強く生き抜くオオカミの希望の光を、上に向かってまつすぐ伸びる針槐の木が導くような作品に仕上がりました。

お部屋に飾ると存在感があり、生きる力をもらえるような作品になれればと思い、思いを込めて制作しました。



「一筋の光3」 (オオカミ、原画)
アクリル、キャンバス、針槐の木、額装サイズ : 1710×510mm






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