前日のパークホテルでの北海道マラソン対策の講演で山西先生が言っていた。
「朝は自然に目覚めるのが一番だと」。
8月30日、日曜日、AM5:10
昨夜は携帯の目覚ましを7時にセットしてベットに入った。どうせ早く目が覚めるのはわかっていたが、寝れだけ寝ようと。だけどいつものように目が覚めた。ゆっくり体を起こしてカーテンの隙間から外を見る。薄曇りだが、予報通りのようだ。もう少し横になっていたい気もするが、山西先生の言葉通りそのままリビングへ行ってカーテンを開け、TVをつけた。今日は北海道マラソンでもあると同時に衆議院議員選挙の投票日でもある。TVはそのニュースばかりだった。
昨年は一昨年のリタイアのリベンジを果たした北海道マラソンだった。スタート時の気温は27度、まさに灼熱の中を走った。そして今年、北海道マラソンは生まれ変わった。制限時間を5時間にし、参加登録者は8000人を超えた。そしてコースが大幅に変更されたのだ。
スタートは真駒内公園から中島公園へ。ゴールは中島公園から大通りへ。高橋知事が公約した、東京マラソン規模への大会へ向けての第一歩である。
ごはんに、目玉焼き、納豆、味噌汁、明太子・・・・ごく普通の朝ごはん。スタート約5時間前の朝食だ。今年も埼玉の実家から弟のゴーも来ている。調子はいまいちだが走れるという。北海道マラソンの出場では遥かに先輩だ。
昨日から粗方の準備が終わっているので、今朝は着替えて、食べ物、飲み物を用意するだけ。それもnikoが用意してくれた。
3人で9時過ぎに家を出た。地下鉄まで10分。そういえば今朝からトイレが近い。暑さ対策でここ1週間は水分を多めに補給してきた。いつもは職場で500㎜ℓを1本買う程度だが、家から水筒を持参した。緊張もあるかもしれないが、やけに多い。家を出るときトイレにいって、もう10分そこそこでまたトイレだ。もう十分補給されている。例年になく涼しくなったせいもあるだろう。
地下鉄「ひばりヶ丘」から乗り込む、途中、白石でPiyoちゃんと合流。大通りでさかもっちと合流し、乗り換えるころにはまたトイレに行きたくなった。
大通りからの地下鉄南北線はすでにランナー列車化。それでも昨年よりは車内にワセリン臭は蔓延していない。心配なのはインフルエンザ菌の蔓延だ。まぁフルマラソン走る人に限ってインフルはいないだろうと暗示をかける。
5分そこそこで「中島公園駅」に到着。通常は1番出口からでるのだが、nikoが「2番出口から出たら、新しい出口だよっ」
全員で出た出口は道路の全く反対だった。・・・・(怒)まぁいつものことだ。
予定通り10時に到着。地下鉄では大勢いたランナーも公園に入るとまだそうでもない。若干早いのだろう。昨年までゴールの花道だった公園道路を奥へと歩く。前日にアミノバリューランニングクラブのHPで集合場所のお知らせがあった文学館の近くまで行くと仲間の姿があった。
今回はスタッフが場所取りをしてくれたおかげでうろうろせずにスムーズに準備ができた。おまけにアミノバリューin東京のメンバーさんも30人近くも同じ場所に集合してくれた。大所帯も悪くない。
準備をしながら記念撮影。そして30分もすると続々とランナーが集まってきた。荷物を預けるトラック付近はイモ洗い状態。公園は広いのに・・・・(-_-;)
ジョグノートの仲間とも再開を果たし、エールを交換。スタートまでの時間はあっという間に過ぎて行った。
スタートまで30分。着替えも終わり、仲間とのエールも交換した。ゴールで受け取る手荷物も預けた。応援隊の「タンバリン隊」も全員集合した。
仲間の完走を信じて一人ゴールのブロックに入った。
スタートは中島公園東側の「豊水通り」4車線全部を使う。スタートライン前列から、招待競技者、陸連登録者Aブロック、陸連登録者Bブロック、一般C、D、E、F、G、Hと基本的にはタイム順位にスタート位置が決められてる。もちろんゼッケンにも記載されていて、おまけに色も違う。無理に前にいくには普通ならかなり図々しくないと無理だろう。
私はD4147。Dブロックの入口から入ってブロックの一番前に行った。スタートまで25分。こんなに早くスタートについたことはない。トイレに行きたくなることが一番の心配だ。昨年はぎりぎりに行って、ほぼ一番後ろからスタートさせられた。時間制限に問題はないが、ロスタイムは少ない方が前に出るのが楽だから。
12時10分のスタートまではまだ時間があった。上空にはヘリコプターが旋回していた。放送用ヘリだ。右側の歩道には何気に山西先生がふらっと歩いている。目の前のCブロックの後ろにいる人は、スペースがあるのでストレッチをしている。みんなそれぞれの思いでスタートを待っていた。
スタート3分前。
係員がブロック分け用のロープを持っているスタッフにOKを出した。ロープが巻かれる。前に詰めたいところをぐっと我慢。突然ランナーから歓声が沸き起こる。時計をセットする人、気合いを入れる人・・・・・
スタート1分前。
スターターがスタート台に上がった。再び歓声が起こる。ランナーが一斉に前に詰める。
スタート10秒前。
自分も時計をストップウォッチ表示に切り替えた。
もう一度空を見た。
涼しい。
一瞬の沈黙。
・・・・・vol.2へつづく。
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いやぁ気が引けます。
このままVol2に進みたいところですが、そろそろ夕飯の支度をせねば・・^_^;
また後ほどお邪魔しますね☆彡
晩御飯終りましたか?(笑)