![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/6e/5f910d6d52588d811a63158434ae2fda.jpg)
この冬初の雪山登山は狭薄山へ。
もちろん始めてで、お恥ずかしいことに札幌市内から見える三角の大きい山を札幌岳と 思っていたという・・・・涙
山の先輩ご夫婦に同行して頂いた(感謝)
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あまり早く行きすぎると一番手でラッセルしないと行けなくということで
7時すぎに登山開始場所でもある望岳橋を渡った先の駐車帯へ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0b/a5/54f2e4962e0edcee3ed26088c6c1feeb.jpg)
生憎というか、先行者は一人。すでに出発の準備は出来ていて、先にスタート
したが、行き先は大二股山だという。
そこまではトレースができるが、その先から狭薄山までの道のりはラッセル
決定だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/ba/219614da4369b56bdf18186f8e1ba56b.jpg)
駐車帯から約220mほど急な斜面を降りると林道に出る。
途中150mほど降りたところでも一回林道を横切るが。
最初はすぐに橋があり、豊平川を渡る。少し下流はすぐに豊平峡ダムだ。
雪が積もっているからなのか、元からなのかわからないが手すりがない。
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林道を降りたところにあったトド松についた爪痕が生々しい。
春先そろそろアレが出てきてもおかしくないので、一応(とってもいつもだが)
アレ対策用のスプレーは携帯している。
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林道しばらく続く。先行者がつけてくれたトレースをありがたく使わせてもらう。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/22/8c/b60eba779e360d8ce8af21a9383eaa44.jpg)
スタートしてから2kmほどで左手に水位観測所の小屋、右手に「アサヒビールの森」に看板が出てくる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/30/2a/eed955bac42efc82862cd6162b72c464.jpg)
さらに林道を400mほど進と左大二股林道の分岐になる。この時は知らなかった
がこの林道の先には、同じく札幌50峰にも入っている大二股山がある。
狭薄山へはまだこの分岐も通り過ぎ、さらに林道を歩く。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/77/8d6160b7b5f557ef7a5e1a1fa1edc174.jpg)
林道がヘアピンカーブを描く手前をショートカットすると次の橋が現れる。
こちらは漁入沢川にかかる橋だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/52/39/fd6a8c15de4c7226f1ecbf55e34a38ab.jpg)
この橋を渡っている時にふと川岸に目をやるとある足跡に目がいった。
ここまで来る時にウサギの足跡は見つけたが、それよりもずっと大きい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/07/53/44a93f403557871e867f08f6ae6215b0.jpg)
かなり大きいものだったので、一瞬アレのものかと想像したが、
歩幅などから鹿ということにした。そうしたい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/9b/f1d3acd92d9ee9d6d1d06ad6c96326c1.jpg)
橋を渡って数十メート左手にピンクテープが見つかる。
多くの皆さんがこのピン手付近から山に入っていくようだ。
地図を見ると尾根と沢が細かく入り組んでいる感じだが、特に難しそうな
ところはない。それでも比較的緩やかな斜面を選びながら900m付近の
尾根を狙っていきたところだ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/05/5d/58e3e61709055e123ee45d1377dcc1cd.jpg)
下から見るとそれほど大したことはない斜面に見えても、実際に登ってみると
これがかなり急斜面だったことに気づく。経験のなさか。
ここもリフターを途中から使用した。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2c/8d/5f2123a4cab87ef6b9f603d83153ce1d.jpg)
それでも標高で150mも頑張ると尾根に出た。
日の当たっているところが雪が重い。ラッセルも大変だ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/b8/0c866278263b3d855181990da2cbbc6e.jpg)
ただ、天気が良いので青い空、と白銀のコントラスト、ダケカンバの
林が癒してくれる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4e/51fb38aa592e9f1eca0ba686917d54ac.jpg)
標高850mを過ぎると尾根も広くなってくる。しっかり地図で方角を確認し、
右手に切れ落ちた斜面があることを意識しながら進と方角を間違わないで
歩くことができる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/6e/5f910d6d52588d811a63158434ae2fda.jpg)
標高が1000m付近から再度尾根が細くなってくる。
基本的に尾根を西から東に歩いて山頂を目指しているので、
進行方向の左側が北ということになるので、雪庇は右側にできる。
怖いというほどではないが、やはり左寄りにコースどりをしながら
尾根を進む。
そしてこの尾根出てくると目指す狭薄山の山容が確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/14/6f/72b5eee598049c112be8afbd9cd0d298.jpg)
1箇所ほど超えるのに難儀をしたところがあったが、先輩のおかげでうまく
乗り越えることができた。
ここまで来ると山頂までの距離は1kmを切っているのだが、ラッセルをして
いることもあり、思っている以上に時間がかかっている。
4時間くらいで山頂に行けると思っていたが、この時点で行動開始から
4時間くらいかかっている。
細い尾根の上だが、行動食を摂った。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/36/2881f8caa718dc40dc577257157d8d9e.jpg)
標高が1050m超えてくるともう山頂は目前だ。
細い尾根もなくなり、木々の間に山頂付近を確認できる。
しかし、写真では登りやすそうぬ見えるかもしれなが、雪はふかふかで
相変わらずラッセルだ。風が当たりやすいのでそれほど深くはないが、
ほぼ直登で行くので結構きつい。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/a3/a5ea286fe1119db1e65b73a9640ba241.jpg)
右手には隣の札幌岳がはっきり見える。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3e/3a/661d5d9dd6f618a71dc01e5c8ff3d273.jpg)
山頂に追加づくほど木々がまばらになり展望が開けてくる。
すでに右手には漁岳、恵庭岳が確認できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/78/5399eca7e7f2decba7ff8ff3940008f8.jpg)
山頂には大きい木はなく、左手の大き目の林が切れるところの木に
狭薄山の山頂標識が発見できる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/63/c967138d07814204469e7193c00999d8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/04/f7/56d588b0b3940d1f1c9b3579bcdf32e7.jpg)
山頂からは天気が良ければ360度のパノラマが楽しめる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/20/d4/6488759ce6ba74b5fa2d3655001f26a8.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/65/76/b005210b5b3607bcfc0ac5f5c31305db.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/02/ee/cdb74c54ab1855559b43613f3258d210.jpg)
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/66/bf/8def0e2c0fa2b03846320308a92c9e9e.jpg)
天気は良かったが、山頂までのラッセルは本当にきつかった。
しかし、登頂後のご褒美は360度のパノラマ。
帰りはラッセルで苦労した分をふかふか雪で楽しく下山することができた。
YOUTUBE動画も作成したのでご参考までに。(^^)/
【北海道登山】狭薄山 【札幌50峰 最難関級】
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