大阪2日目は良い天気。
あちこち観光でもして脚を使ってはいけないので、基本ゆったり過ごす。
とは言ってもホテルでゴロゴロもよくないので適度な運動をしてこよう。スタート・ゴールエリアを確認しながらだ。
大阪城公園スタート・ゴールになってホテル選びは楽になった。大阪も地下鉄が便利なので、
余程遠くにホテルを取らない限り不便はない。ただし、面積105.6ヘクタールもある大阪城公園は東京ドーム23個分、
1周約4.2km(ジョギングコースとしては3.5kmコースと2.9kmコースもある)と広大だ。
私の場合はほぼ毎年参加しているので、当日になってスタートエリアへ行くのに迷うことはないが、
毎年大会要項は若干変更が入る。荷物預けエリアや、スタートエリアへ行くルート、ゴールしてからのルート等。
大阪や東京マラソンなどの大都市エリアで開催されるマラソン大会はコース周辺の交通規制も広大、そしてスタートや
ゴール周辺の規制もかなり細かい。いつも通れる歩道や横断歩道なども一定の時間またはほぼ終日にわたって
通れなくなったり、進入出来なくなる。地元の方々には大変ご迷惑をかけてしまって申し訳けないなと思う。
大会パンフレットを読んでおけば、あとはどうせ当日はみんなについていけばなんとかなるだろう的な考えは危険だ。
3万人以上が参加するマラソン大会はスタート地点から最後尾まで相当な距離になる。
毎年大阪城公園を歩いていて思うのだが、戦国時代、豊臣秀吉が築城した大阪城だが、大阪夏の陣、冬の陣と
この大阪城を囲んでの大戦(おおいくさ)は攻められる豊臣方も攻める側の徳川方もさぞかし大変だったろうなと想像してしまう。
大阪マラソンはスタート地点が大阪府庁前になり、先頭ブロックのAブロックから最後尾のHブロックまで
その距離は約1km弱にもなる。3万人並ぶ様は壮観だが、それでも現在の大阪城公園の4分の1の距離だ。
当時、徳川方は15万人とも20万人とも言われる数で包囲したという。もちろん当時の大阪城はこれよりもっと広かったろうし、
マラソン大会のように人を生垣のように並べるわけもないのだが、そのスケール感を想像すると面白い。
話はそれたが、一旦規制が始まればたとえそのブロックの側の近くのホテルに滞在していようが関係なく、
決まったところからしか入れない。一歩間違えれば無駄に大阪城公園を一周まわりかねないのだ。
そんなことだから時間が許せば確認しておくことに越したことはない。
そして今回の大阪マラソンは数年ぶりにコース変更をした。
Youtube動画でも解説しているので興味ある方は見てほしい
【レースレポート】極寒と雨の大阪マラソン2024【つくばの再現なるか!?】
2024年新コース
2023年コース
上記が2024年新コースと2023年コース(昨年まで)だ。
大きく変更されたのはスタートしてから5kmまでの部分と30km周辺のコースレイアウト、そして折り返しの数。
大阪マラソンのコースはインテックス大阪がゴールだった頃もそうだか概ねフラットなコースだと私は思っている。
インテックス大阪ゴールの頃は南港大橋、そして昨年までも25km付近から35kmまでにアップダウンがあったが、
高低差は20m程度だ。それでもレース終盤の高低差は負担も多い。また琵琶湖毎日マラソンが統合され、それまで以上に
有力なトップ選手が参加するようになってからは折り返しの多さも課題だった。確かに昨年までのコースは折り返しが
5カ所もあり、1秒を争い、時速20km以上にも達するトップ選手からしたらタイムロス、急激なペースダウンはリスク大だ。
それが今年は2ヶ所減って3カ所になった。また後半のアップダウンエリアのレイアウト変更で高低差は変わらないが、
アップダウンの数が減り累積高低差が少なくなった。これはトップ選手だけでなく、私たち市民ランナーにとっても
ありがたい。
そんな2024大阪マラソンだがやはり雨の予報は変わりそうもない。
レース前日となる通ご飯は大阪城公園駅からすぐの「ジョー・テラスオオサカ」でとることにする。
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