ケリーさん

金曜日。
シアトルにきて初めての外泊。Tomoyaのホストファミリー宅で飲み会
集まったのは野郎ばかり４人。

前から友人達のホスト宅というのにも興味があって、特に今回お邪魔したTomoya宅は

お父さんのケリーさんが大の日本マニアだと言うこともあり、1度は伺いたい家庭であったのだ。
近くのフレッドマイヤーというスーパーでビール（もちろんキリンも買った）数本とワイン2本（ワシントン州産）、鳥の丸焼き、ビーフジャーキー、サラダ、ハム、ポテトチップス、チーズなどを買い込み。いざ出陣
ケリーさんは聞く所によるとほぼ毎日Tomoyaの部屋に来てはドアの所に立ったまま1時間近く話しをしていくらしい。
当のTomoyaは最近はちょっとお疲れ気味、ケリーさんの話は右か左・・・・・

毎週金曜日は誰かしら友達を招いてはケリーさんの話し合い手を捜している状態なのだ。

着替えも終わって「かんぱーい」
5分も経たないうちにケリーさん登場。恰幅の良い親父で、子供はいない。人当たりのよさそう～な顔をしているではないか。

話に聞いていたとおりドアのところに立って話に加わり始めた。
今までたくさんの留学生を受け入れてきたから世界中至る所に知り合いがいるらしく
特に日本のことはローカルな土地のことまで本当に良く知っている。
札幌の事もまぁ～ず良く知っていた。
ひときしり挨拶が終わると一度は今に引っ込んでいくのだが、これからが本番。
今度はパンフレットのコレクション（といってもスーパーの袋に入っているだけなのだが・・・・）を持ってきて話始める始末しかも椅子に座り始めた。

出てくる出てくる。札幌、東京、埼玉、栃木、岐阜、奈良、三重、徳島、香川、福岡、沖縄・・・・・・

みんなでそれぞれケリーさんの話をうまく交わしながら楽しい夜を過ごした。
気づいたら3時
私としてはケリーさんの話にず～っとつき会いたかった。ごめんケリーさん。
今度は話をさせてください