何故か、僕はハノイのスタジアムに居る。
そして、僕の目の前では、サッカーのアジア杯準決勝 日本VSサウジアラビア戦が行われている。
僕は、サッカーが大好きだ。そして、幸運にもいくつかの重要な国際マッチを観ている。
決勝リーグ初戦、オーストラリアとのPK戦には流石に痺れた。
そんな訳で、僕はベトナムのスタジアムに陣取り、秋葉原で買った96年ワールドカップのユニフォームを着て、ビールをしこたま飲みながら、準決勝を観ている。
前半、あっけなく、カウンターで1点を取られたが、直ぐに遠藤のコーナー・キックを中沢が頭で決め、同点。
ハーフタイムに白人のお姐さん達と記念撮影をする。(写真)
周りの白人は、皆、日本の応援団だ。白人は、9・11以来、モスレムが嫌いなのだろう。
しかし、真面目に「サムライ・スピリット」について語っている人達もいる。
さて、後半、再び速攻で追加点を取られる。取られたら直ぐに取り返すのが、今回の日本の良いところで、阿部が格好よくオーバーヘッドで取り返す。
この時に、阿部は手をついたみたいで、「脱臼??大丈夫??」と思っているところに、直ぐにサウジが攻撃をしかけ、本日の得点者、中沢、阿部を軽く振り切り、3点目を挙げる。
僕達よりも1階下に陣取るサウジの応援団の拡声器を利用したコーランのような応援が異常に鬱陶しい。
流石に3点は苦しい。日本は、焦りからロング・ボールを多用するようになり、結局、時間切れ敗退。
日本チームのアジア・カップ三連覇の夢は、ハノイの夜空に散った。
頭にきた我らは、やけくそでスタジアム前に於いて敗戦記念写真を取った。
青いユニフォームを着ているのは、全員がうちの社員だ。
僕は、悔しくて半分、うちわで顔を隠している。
連覇というのは難しいものだ。
ゴルフの全英オープン三連覇を目指したタイガー・ウッズも散った。
当社の川越工場のお客様で結成されている「東京青雲会」のゴルフ・コンペで前人未到の4連覇を目指した私ことKEVINも昨日、東松山CCで華々しく憤死した。
そして、今夜のサッカー日本代表だ。
しかし、オシムに変わって日本は強くなっているのだろうか?
答えはNO!
今、まともにサッカー出来るのは、俊輔、高原、遠藤、中沢、川口のワールドカップ組のみ。
サイドの駒野は相変わらセンタリングの精度が滅茶苦茶だし、中村憲豪はパサーでしかなく、フィニッシュする力もディフェンスする力もまるで無し。レッズで評判の高い鈴木も国際マッチになると強さは全然感じない。むしろパスの下手さが際立つのみ。阿部はディフェンダーとしての高さ、強さが無いし、巻は単なる不器用なでくの坊。
つまり、黄金の世代の次の世代は、タレント不足で、オシムの言うとおり走ってもファンタジーを描くことは出来ない。
オシムの戦略についても、サイド攻撃を仕掛けて、ボールが敵陣に移った後のフォローを誰がするかの約束事が見えない。だから、今大会、失点が異様に多い。
これは、ひょっとすると、ワールドカップ予選もやばいかも。
兎に角、僕はやけ酒飲んで、ふて寝します。
ハノイの夜は空気も、心も重い。
そして、僕の目の前では、サッカーのアジア杯準決勝 日本VSサウジアラビア戦が行われている。
僕は、サッカーが大好きだ。そして、幸運にもいくつかの重要な国際マッチを観ている。
決勝リーグ初戦、オーストラリアとのPK戦には流石に痺れた。
そんな訳で、僕はベトナムのスタジアムに陣取り、秋葉原で買った96年ワールドカップのユニフォームを着て、ビールをしこたま飲みながら、準決勝を観ている。
前半、あっけなく、カウンターで1点を取られたが、直ぐに遠藤のコーナー・キックを中沢が頭で決め、同点。
ハーフタイムに白人のお姐さん達と記念撮影をする。(写真)
周りの白人は、皆、日本の応援団だ。白人は、9・11以来、モスレムが嫌いなのだろう。
しかし、真面目に「サムライ・スピリット」について語っている人達もいる。
さて、後半、再び速攻で追加点を取られる。取られたら直ぐに取り返すのが、今回の日本の良いところで、阿部が格好よくオーバーヘッドで取り返す。
この時に、阿部は手をついたみたいで、「脱臼??大丈夫??」と思っているところに、直ぐにサウジが攻撃をしかけ、本日の得点者、中沢、阿部を軽く振り切り、3点目を挙げる。
僕達よりも1階下に陣取るサウジの応援団の拡声器を利用したコーランのような応援が異常に鬱陶しい。
流石に3点は苦しい。日本は、焦りからロング・ボールを多用するようになり、結局、時間切れ敗退。
日本チームのアジア・カップ三連覇の夢は、ハノイの夜空に散った。
頭にきた我らは、やけくそでスタジアム前に於いて敗戦記念写真を取った。
青いユニフォームを着ているのは、全員がうちの社員だ。
僕は、悔しくて半分、うちわで顔を隠している。
連覇というのは難しいものだ。
ゴルフの全英オープン三連覇を目指したタイガー・ウッズも散った。
当社の川越工場のお客様で結成されている「東京青雲会」のゴルフ・コンペで前人未到の4連覇を目指した私ことKEVINも昨日、東松山CCで華々しく憤死した。
そして、今夜のサッカー日本代表だ。
しかし、オシムに変わって日本は強くなっているのだろうか?
答えはNO!
今、まともにサッカー出来るのは、俊輔、高原、遠藤、中沢、川口のワールドカップ組のみ。
サイドの駒野は相変わらセンタリングの精度が滅茶苦茶だし、中村憲豪はパサーでしかなく、フィニッシュする力もディフェンスする力もまるで無し。レッズで評判の高い鈴木も国際マッチになると強さは全然感じない。むしろパスの下手さが際立つのみ。阿部はディフェンダーとしての高さ、強さが無いし、巻は単なる不器用なでくの坊。
つまり、黄金の世代の次の世代は、タレント不足で、オシムの言うとおり走ってもファンタジーを描くことは出来ない。
オシムの戦略についても、サイド攻撃を仕掛けて、ボールが敵陣に移った後のフォローを誰がするかの約束事が見えない。だから、今大会、失点が異様に多い。
これは、ひょっとすると、ワールドカップ予選もやばいかも。
兎に角、僕はやけ酒飲んで、ふて寝します。
ハノイの夜は空気も、心も重い。
暑い中、一生懸命の応援でしたが…
しかし、当社の社員が揃いのシャツ着て
一致団結しての応援はとても良い思い出と
なりましたです。
タフな出張が続きますが、このようなON OFFの
切り替えを演出してくれたサッカー日本代表と当社ハノイの皆さんに大変感謝しております。
確かに、負けたのは悔しいけれど、楽しかった。
赴任して日が浅いのに、A君のバイタリティは流石だね・
KEVINさんは、豪州戦と合わせて2試合見たという
ことですか? うらやましいな~
私が気になったのは、駒野のセンターリングの精度と、加地がまったくえぐることが無かったこと、
それから中村憲のシュートの精度の悪さです。
Jリーグだと結構いいシュート入れていると思っていたんですがね~
3度も先行されると、さすがに辛いですよね。
とっても残念でした。
ご意見に同感です。
確か、ISOちゃんのBLOGにオシム・ジャパンでは、絶対にアジア杯で優勝出来ないとコメントを書かさせて貰った記憶があるのですが、それが当たってしまいました。