教育基本法改正案が衆院において野党欠席のもとで可決された。
教育の崩壊、そして子供たちの心が壊れつつある状況の中で、教育を抜本的に見直す必要性は誰もが感じていると思う。
道徳律の回復、愛国心の高揚、家庭教育の充実などが本改正法の趣旨であると思うが、趣旨はごもっともでも、やり方を間違うと、教育とは心の問題であるだけに、心の領域に国家や当局が介入する恐れがあり、野党が反論するのも分からないわけではない。
充分な論議が必要な極めて重い法律である。
企業を経営している身となると、教育の重要なKEY FACTORとして、意思決定能力並びに問題解決能力の向上に資することを望む。意思決定においては、カリスマによるワン・マンの推進力も時に有用だが、集団の合意形成に導く能力も必要である。
そして、この集団による合意形成に至るプロセスこそ、民主主義の精神である。
教育の基本を制定する重要な法案の改正は、きちんととした民主的プロセスを経て行われたか?
答えは勿論「否!!!」
与党は自分の意見をごり押しし、一方で野党は欠席という論議拒否の姿勢を取った。
教育の基本法が、極めて、非教育的なプロセスを経て制定されたこの皮肉。
僕は与党も野党も等しく糾弾する!
正直、法案の内容を僕はきちんと理解しているわけではない。しかし、非教育的なプロセスを経て制定された教育の根幹となる法律を僕は支持することは出来ない。
こういう姿を見ているからこそ、子供はしらけるのだ。
だからこそ、子供たちの心は壊れていくのだ。
安部シンゾーしっかりしろよ。
貴方の思想は、親父よりもA級戦犯をうまく逃れた爺さんに凄く近いから、その一見ソフトな立ち居振る舞いに惑わされること無く、僕はきちんと監視していくつもりだ。
そんな想いが心で渦巻く中で、お客様である船井電機の協力会で立教大学教授を経て、初代多摩大学学長、同じく初代宮城大学学長などを務められた野田一夫先生の講演を聞く機会に恵まれた。
先生は丁度80歳だが、演壇への会談を軽い駆け足で登り、1時間以上の講演を縦横無尽な話題で息をもつかせぬスピードでお話になる姿は、まさにスーパー・マンだ。
多岐に亘るお話の中で、最近のイジメ問題についても話題に上がった。
先生いわく「学校でイジメを無くすなんてとんでもない。イジメという状況をどう克服し、乗り越えていくかによって子供は社会への適合能力を培っていく。権力でイジメを無くして、人工培養された人間が社会に出てきたら、会社の中で自殺する人間が後を絶たず、かなわない。学校に限らず、どんな社会でもイジメはある。
ただ問題は、今の子供の社会がイジメ一辺倒であることだ。昔から、イジメはあった。しかし、一方でイジメられる奴を守ってやり、或いはいじめっ子に対抗する正義感溢れる子供も沢山いた。又、いじめられる奴もそれなりの原因がある。いじめられる奴を、こんなところを治せとアドヴァイスする子供も居た。今、必要なのは、イジメを何らかの強制手段で無くすことではなく、いじめっ子に対抗し、弱い子を守ろうとする正義感の重要性を子供に気付かせることではないか・・。」
そんな趣旨のお話で、僕は深く共感した。
政治家にも、先生のような見識と哲学を持って欲しいものだ。
教育の崩壊、そして子供たちの心が壊れつつある状況の中で、教育を抜本的に見直す必要性は誰もが感じていると思う。
道徳律の回復、愛国心の高揚、家庭教育の充実などが本改正法の趣旨であると思うが、趣旨はごもっともでも、やり方を間違うと、教育とは心の問題であるだけに、心の領域に国家や当局が介入する恐れがあり、野党が反論するのも分からないわけではない。
充分な論議が必要な極めて重い法律である。
企業を経営している身となると、教育の重要なKEY FACTORとして、意思決定能力並びに問題解決能力の向上に資することを望む。意思決定においては、カリスマによるワン・マンの推進力も時に有用だが、集団の合意形成に導く能力も必要である。
そして、この集団による合意形成に至るプロセスこそ、民主主義の精神である。
教育の基本を制定する重要な法案の改正は、きちんととした民主的プロセスを経て行われたか?
答えは勿論「否!!!」
与党は自分の意見をごり押しし、一方で野党は欠席という論議拒否の姿勢を取った。
教育の基本法が、極めて、非教育的なプロセスを経て制定されたこの皮肉。
僕は与党も野党も等しく糾弾する!
正直、法案の内容を僕はきちんと理解しているわけではない。しかし、非教育的なプロセスを経て制定された教育の根幹となる法律を僕は支持することは出来ない。
こういう姿を見ているからこそ、子供はしらけるのだ。
だからこそ、子供たちの心は壊れていくのだ。
安部シンゾーしっかりしろよ。
貴方の思想は、親父よりもA級戦犯をうまく逃れた爺さんに凄く近いから、その一見ソフトな立ち居振る舞いに惑わされること無く、僕はきちんと監視していくつもりだ。
そんな想いが心で渦巻く中で、お客様である船井電機の協力会で立教大学教授を経て、初代多摩大学学長、同じく初代宮城大学学長などを務められた野田一夫先生の講演を聞く機会に恵まれた。
先生は丁度80歳だが、演壇への会談を軽い駆け足で登り、1時間以上の講演を縦横無尽な話題で息をもつかせぬスピードでお話になる姿は、まさにスーパー・マンだ。
多岐に亘るお話の中で、最近のイジメ問題についても話題に上がった。
先生いわく「学校でイジメを無くすなんてとんでもない。イジメという状況をどう克服し、乗り越えていくかによって子供は社会への適合能力を培っていく。権力でイジメを無くして、人工培養された人間が社会に出てきたら、会社の中で自殺する人間が後を絶たず、かなわない。学校に限らず、どんな社会でもイジメはある。
ただ問題は、今の子供の社会がイジメ一辺倒であることだ。昔から、イジメはあった。しかし、一方でイジメられる奴を守ってやり、或いはいじめっ子に対抗する正義感溢れる子供も沢山いた。又、いじめられる奴もそれなりの原因がある。いじめられる奴を、こんなところを治せとアドヴァイスする子供も居た。今、必要なのは、イジメを何らかの強制手段で無くすことではなく、いじめっ子に対抗し、弱い子を守ろうとする正義感の重要性を子供に気付かせることではないか・・。」
そんな趣旨のお話で、僕は深く共感した。
政治家にも、先生のような見識と哲学を持って欲しいものだ。
学校教育のありかたにもちろん問題があると思いますが・・・私たちの頃までは 親 先生は怖い人でありました。先生に叱られ叩かれたたこともザラです。
家に帰り親に言いつけたつもりが逆に
「あなたが悪い事をしたのでしょう」
といわれたものです。
私たちの頃の先生は まさに「飴とムチ」
叱られ 叩かれても子供なりに 慕える要素がありました。
親も同様 愛情を注がれて育った私は 幼いながらそう言われると見透かされた!と反省したものです。
便利になりすぎた世の中(それだけではないんですけどね!)が親と子 先生と生徒に心の隙間をつくってしまっている・・・と感じるこの頃です。
まさにそれですよね。メディアも騒ぐわりには、ソコを押し出せてないと思います。
野党も野党です。欠席って・・・・。もっと他に対処の仕方はなかったの?!と憤慨しました。
持ち金全部、外貨に換金し、海外で過ごすことをコスモポリタンの僕は真剣に考えますよ。
本当は、日本が大好きなのに…。