虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

今年もHeritage Day

2011-09-24 23:27:24 | 南ア-情報-

今日は、9月24日。
土曜日だけど、祝日。

そうです。今日はHeritageDayです。

HeritageDayについては、
昨年も書いたのでご覧ください。
(昨年の記事はこちら)

要は、伝統文化継承の日。

南アは、虹の国と呼ばれる、多民族国家。

白人もいれば、黒人もいて、インド系の人も、マレー系の人たちもいる。

それぞれが独自の文化を持っている。

過去に、いろいろあったけど(歴史上と言う意味)、
お互いの民族を認め合うことが必要だという認識から制定された日です。

実際、今日のマレラネは、
民族衣装を着たスーパーの店員さんたちが、たくさんいました。

この日の前後には、
学校でも民族衣装を着るイベントを行っているのですが、
残念ながら、私は今年は運悪くめぐり合いませんでした。

とっても残念です。

※ちなみに今年2月、この日について書いた私の記事が日本の地方紙(9つ)に掲載されました。
(掲載されたときの記事はこちら。)


南ア人はロトが好き?

2011-09-22 12:25:49 | 南ア-情報-

Schoemansdal地区のプラザで、買い物をしようとすると、
いつも長い行列ができているレジがあります。

私は、ほとんど並ぶことがない列なのですが、

何でこんな長い列になっているのだろうかと近寄って見ると‥

NationalLottery(宝くじ)でした。

日本でいうロトでしょうか。

好きな番号を6つ(?)選んで、
それが当たると大金がもらえるようです。

※すいません。私、ギャンブルしないもので。合っていますよね?

これに長蛇の列ができています。

Schoemansdal地区は、南アでもかなり田舎にありますが、
宝くじに没頭する人が決して少なくないのです。

※やはり最貧困層の人たちは、購入していないと思われます。

その宝くじの収益金は、日本同様、
学校などの施設を建てるために使われています。

私の巡回校の一つでは、収益金で運動場が作られようとしています。

学校の施設ができるほど、収益が上がっている、宝くじ。

次は、何ができるのでしょうか。

南アの宝くじのサイト(英語)


確認のための終助詞「ね」

2011-08-07 07:06:01 | 南ア-情報-

今日は、ちょっと国語(?!)のお勉強。
終助詞「ね」について書きます。

終助詞「ね」には、いくつかの用法、意味がありますが、ご存知でしょうか。

多くの方が、無意識で使用しているかと思いますが、
(私もそうです。)

みなさん、普段の会話で、文末に「ね」をつけることがありますよ「ね」?

この「ね」は、基本的に、
話し手が、聞き手が知っていると思われることを確認するときに使用します。

この「ね」が、南アでも通じるんです。

たとえば、授業中。

私「When we talk about the calculation with "the letter",
    we just think "a" like "an Apple". So 3a means 3 apples, 2a means 2 apples.
    Therefore in this calculation, 3a+2a=5a. "ne"?」
(日本語訳)
私「文字式の計算をするとき、aをりんごのように考えます。
  よって3aはりんご3つ、2aはりんご2つを意味します。
  ゆえに、3a+2aの答えは、5aです。“ね”?」

この場合の「ね」は、日本語での用法とまったく同じです。

ただし、これは、あまり丁寧な言い方ではないらしく、
目上の人に対しての表現としては適切ではないようです。

しかし、日本語を同じ意味で使用できるのは、重宝されるので、
どうしても使用頻度が高くなってしまいます。


南アで一番有名な街頭チラシ

2011-08-06 18:27:52 | 南ア-情報-

今日は、南アで一番よく見かける街頭チラシについて。

街頭チラシと言われてもピンとこない方も多いかと思いますが、
南アの電柱に最も張られている広告と言った方が分かりやすいでしょうか。

日本だと、消費者金融の広告が圧倒的に多いと感じますが、
南アではどんな広告を一番見かけるでしょうか。

正解はこれ。

Abortionと書いてあります。

分からない人、辞書で調べてみてください。
(私も辞書で調べるまで知りませんでした。)

正解は‥

「人工妊娠中絶、流産」だそうです。

ということは、このチラシは、
「人工妊娠中絶のための病院の紹介」のチラシと言うことになります。

この手のチラシは、都市部も田舎でも多数見かけます。

もちろん私の住むKamhlushwaも例にもれず、たくさん見かけます。

各地方にあるクリニックでも無料で、
中絶相談できるようなのですが、
プライバシーを気にして、地元のクリニックを利用しないケースが多々あるようです。

人工妊娠中絶は、
南アのなかでも大きな問題ですので、また取り上げます。


2014年FIFAW杯アフリカ予選

2011-08-04 10:12:40 | 南ア-情報-

昨日、ザンビアの同期隊員のブログを観ていると、
2014年FIFAサッカーW杯ブラジル大会の
アフリカ予選の組み合わせ抽選が行われたようです。

というわけでさっそく
前回の2010年のホスト国であり、
私がいまいる南アフリカの組み合わせを確認してみると‥

南アフリカは2次予選から出場して、
GroupAに属しています。

GroupAは、南アフリカの他に、
ボツワナ、中央アフリカ、
そして1次予選(エチオピアとソマリアの勝者)が入りました。

その4チームで、
ホーム&アウェイでリーグ戦を行い、
1位のみが3次予選(最終予選)に進出できます。

前回、W杯本大会史上初めて、
グループリーグ敗退したホスト国、南アフリカ。

せっかくなので、対戦国の前回2010年大会の予選の成績を観てみると、

・ボツワナ‥2次予選敗退
(コートジボワール、モザンビーク、マダガスカルと同組で最下位。)

・中央アフリカ‥1次予選途中、辞退

・エチオピア‥予選失格
(エチオピア協会がFIFAの方針に従わなかったため、国際試合禁止処分を決定。)

・ソマリア‥1次予選敗退
(ジブチと対戦。内戦により、ホームゲームを中止。トータル1-0で敗退。)

結論としては、かなり恵まれたグループに入ったと思われます。

ぜひ最終予選まで勝ち抜いていただいて、
日本とW杯本戦で対戦してほしいものです。

2014年FIFAW杯アフリカ大陸予選(Wikipediaより)