虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

No Electricity

2010-04-07 22:49:49 | 南ア-活動の記録-
今日は、CircuitOfficeの話。

私の配属先のCircuitOfficeは、日本で言う教育委員会のような場所。
いわゆるお役所なはずなのですが(?)。

ここ3週間は、NO ELECTRICITY(電気なし)。
電気代が払えないからと電線を切られてしまったようで、電気が全く使えません。

私が作った来タームの予定表も印刷できず、もちろんコピー機も使えず。

というわけで、私は今日近くの小学校にコピーをしに行ったわけですが‥

一校目。Circuitより徒歩2分の小学校。
事務員さんがいた。ラッキー。ただ、コピー機2台のうち1台は故障中。
そしてもう一台のコピー機のある校長室のカギを持った人が来ないので、利用できないとのこと。

というわけで二校目。Circuitより徒歩20分の別の小学校。
ここには2校が隣接しているわけですが(分割予定)、事務員がいない。
この学校の事務員さんの携帯を聞いていたので、さっそく電話。
ただ、その方は今日は来ないってさ。

あきらめて三校目。ここは、その前の学校より徒歩30分ほどの小学校。
ここにも事務員さんがいず、別の先生が歌を子どもたちに教えていた。
しかし、コピー機が使えず、結局CircuitOfficeへ帰る羽目に。

とまあかなり歩いたのですが、結局コピーが全くできず、また明日。
まあこんな日もありますね、さすがアフリカ。

もとはと言えば、なぜ事務所に電気がない?
日本のお役所じゃ考えられませんよね?
まあ、今日は疲れたので、また明日。

私の要請について-その②-

2010-04-07 21:29:41 | 南ア-その他-
昨日は、私の要請のレベルが高いことを書きました。
今日はなぜそういえるのかを紹介します。

まず、ボランティア要望調査票というのがあります。
いまの私の活動に対する調査票には、
「教員免許をもち、実務経験5年以上」と書いてあります。

私は実務経験が1年半しかないのですが、
今回この国のこの要請に派遣されることになったというわけです。

というわけで私には結構きつい感じですね。
実際、日本での現場経験がもう少しあれば、簡単に答えられるだろうなと
思うことは多々あります。

例えば、
①日本の教育現場ではどのように教えるのかをとてもよく聞かれる点。
1年半の現場経験は、私にとってとても勉強になりましたが、
質問に答えるために日々日本の指導案を見ています。
②また教育システムについてもよく聞かれます。
日本の教育システムを理解するには、
日本の教育現場を経験した者にしかわかりません。
もう少し経験してから来たほうがよかったのかなと思うことはありますね。

どちらにしても来た以上は、
できる限り要請に沿うように日々努力していく限りです。

1年半の経験を5年以上の経験があると判断してくださった
JICAのみなさんに感謝して、今後の活動に精進していこうと思います。