虹の国へ-日々を楽しんだり嘆いたりしちゃったりして-

平成21年度3次隊青年海外協力隊として
南アフリカ共和国での活動記録

第2回百マス計算テストの結果

2011-12-07 19:31:01 | 南ア-算数-

前タームで、
計算カードを使った基礎計算力向上プロジェクト(勝手に命名)で、
大きな成果がでたことを報告しましたが、
(詳しくはこちら)

今タームも同様のテストを行ったので(リンク1リンク2)、
今日はその結果をお知らせします。

その前に今タームの計算カードの使用状況の説明。

前タームは、3-Cクラスのみ計算カードを全員分配りました。
(使用しているようすはこちら)

今タームは、残りの3-Aと3-Bの2クラスを隔週交代で全員分配りました。

では、結果発表です。

まずたし算(100点満点)。

3-A
9月55.45→11月65.80
(10.35↑)

3-B
9月71.45→11月80.97
(9.51↑)

3ーC
9月78.36→11月82.30
(3.94↑)

続いてひき算(40点満点)

3-A
9月21.88→11月21.87
(0.01↓)

3-B
9月22.94→11月26.27
(3.33↑)

3-C
9月24.91→11月27.58
(2.67↑)

今回も概ね成績が上がっています。
たし算では、計算カードを使用した3-Aと3-Bが、
3-Cよりも大幅に成績が改善しました。

ひき算に関しては、
3-Aがほぼ横ばいでしたが、3-B、Cと上昇しました。

総合すると、
たし算に関しては、計算カードの効果あり!
ひき算については、検証が必要となりました。

この結果を分析して、
来年度の指導につなげていきたいと思います。


南アの高速バス会社

2011-12-07 13:48:06 | 南ア-情報-

他のアフリカ諸国隊員とは違い、
自動二輪のバイクなどの貸与のない南ア隊員にとって、
乗合コンビかタクシーが足代わりになりますが、
長距離移動では、コンビが使用できず、高速バスか飛行機になります。

そこで、今日は南アの高速バスの話をします。
(飛行機会社についてはこちら)

南アを走る高速バスは、いろんな会社があるのですが、
大手としては、以下のものが挙げられます。

・Intercape(インターケープ)
私たちマレラネ隊員が上京する際、一番利用する高速バス会社。
他会社に比べて比較的時間に正確なので、評判は悪くない。
SleepLinerという名の夜行バスもある。2階建てバス。

・Greyhonnd(グレイハウンド)
こちらもマレラネ-プレトリア間は利用可能。
大手に違いないが、たび重なる到着時間の遅れのため、最近は利用せず。
もしかして相性が悪いのか?!他地域では割と高評価。
系列にSkyliner(スカイライナー)がある。2階建てバス。

・Translux(トランスラックス)
こちらもマレラネ-プレトリア間で利用可能。
私もこの区間過去1度だけ利用あり。
隊員としては、リンポポ州に行く際に用いることが多い。2階建てバスではない。

・CityToCity(シティトゥーシティー)
Transluxの系列バス会社。Transluxより停留所が多く時間がかかるが、安価。
またかなり地方でも運行しているので、
Acornhoekにいる隊員が上京の際に利用している模様。
こちらもマレラネ-プレトリア間で利用可能だが、
JICAからは他地区での利用はあまりお勧めされていない。

・Citybug(シティバグ)
Nelspruitに本社のある、白人経営の高速コンビ会社。
私も過去一度利用したことがあるが、
高速バスというより乗合コンビといったところか。
Nelspruit地区の隊員以外はほとんど利用しない。値段やや高め。
ジョバーグの国際空港までの直通便があるのは、うれしい。

・SARoadlink(SAロードリンク)
こちらもマレラネ-プレトリア間でも利用可能。
上記のバス会社に比べて、値段は一番安いが
よく飲酒運転で交通事故を起こすで有名になってしまった。
そのため現在、JICAからは利用禁止の指示を受けています。
ただプレトリアに上がる際、唯一ジョバ―グを経由しないメリットもある。
※当然私は利用したことがありません。

他にもいくつか高速バス会社があるようですが、
今回は主だったものを紹介しました。

我々マレラネ地区の隊員は、
他地域に比べて、いろいろなバス会社を利用できる分、得した気分ですが、
南アは、何かにつけて交通事故が多い国だけに、気をつけないといけません。

隊員によっては、
プレトリア~ケープタウンというほぼ丸一日コースで、
高速バスを利用する強者も存在しますが、
これだけの長距離区間であれば、やはり飛行機をお勧めします。