私の任地の小学校は、Gr.7まで。
Gr.8からは、Secondary(高校)に行きます。
日本では、小学校、中学校とそれぞれの卒業式がありますが、
南アの場合はどうなのでしょうか。
とその前に、
南アの学期は、1月始まり12月終わりのため、この時期が卒業式典シーズンとなります。
私は、昨年幼稚園の卒園式には参加しましたが、Gr.7のは、初めての参加です。
昨年の幼稚園の卒園式のようすはこちら。)
さて、話をすすめます。
実は、南アの小学校の卒業式は、学校内では行いません。
タイトルには、卒業式典と書きましたが、
実際には、卒業旅行とでもいいましょうか、屋外の施設で行います。
会場は各学校がそれぞれの経済事情などを勘案して、SGBと一緒に決めます。
(SGBについてはこちら)
今回、参加したKamhlushwa地区の小学校では、
車で15分ほどの場所にある、ロッジを借りて行いました。
(他の学校では、クルーガー国立公園やネルスプリットで行ったと聞いています。)
式典に参加できるのは、
卒業生であるGr.7の子どもたち、学校関係者、SGBの方のみで、
卒業生の保護者は参加できません。
しかも、卒業生もR120(約1200円)を払えない場合は、参加できません。
そのため、朝教室では、先生たちがどの生徒が払ったか確認していました。
(この学校では、約5名が経済的な事情で参加できなかったようです。)
そして式典。
先生やSGBからの言葉があり、
今年度の優秀生徒の表彰がありました。
そして食事の後は‥
お待ちかねのプールタイム。
日本の学校とは違い、私の任地の小学校では、学校内にプールがないため、
子どもたちはプールに大興奮。
水着を持っている子もいない子も、次々に飛び込んでいました。
こうして、合計4時間弱の式典はあっという間に終わりました。
Gr.7の子どもたちにとって忘れられない卒業式典になったと思います。
私は、この学校に今年あまり来ていなかったため、
子どもの名前を知っている子が一人もいず、ちょっとさびしかったのですが、仕方ないですね。