今週からはじまった、第2ターム。
第2タームと言えば、教育実習のタームです。
多くの学校に、
首都圏の大学から教育実習生がやってきて、実際に授業を行います。
昨年も書きましたが、
南アフリカの学校現場では、
教育実習生が来ると、担当の先生は、
代わりが来たかのように、実習生の授業を一切に見ません。
アドバイスもほとんどしませんし、
もちろん指導案を書く、授業の準備の仕方などを指導しません。
実習生のやる気もいまいちな場合もあるので、なんとも言えませんが‥。
まさにまだ充分に泳げない子を海におとして
無理やり泳ぎ方を学ばせようとするような感じです。
この間、実習生先生に教わる子どもは、
クラスコントロールもほとんどないため、結構適当に授業に参加しています。
(聞くふりをしたり、友だちと話したり。)
子どもたちのなかには、
この間、私に授業をしてくれと頼んで来る子たちもいますが、
私も実習生の授業の妨げはできないので、
授業後にただ質問にこたえることしかできません。
もちろんすべての学年で、実習生がいるわけではないので、
私の場合、違う学年に行くまでなのですが‥。
いずれにせよ、
実習生が間違ったことを教えることだけは、避けてもらいたいので、
ときどき生徒のノートをチェックすることになりそうです。