現在、南ア隊員全12名のなかで、
小学校に関係のある隊員は、私一人。
他国の協力隊員には、
小学校分科会や理数科分科会などといった情報交換の場があるのですが、
南アには、小学校関係の隊員が私しかいないので、
普段、日本人同士での小学校教育についての情報交換は、ほとんどありません。
これは私に限らず、
ほとんどが職業系専門職である南アの隊員の多くに言えることですが。
そういった状況において派遣される隊員は、
一人でも支障なく活動できる高い専門性が備わっている方が多い(?!)
と言われたこともありますが、(自分で言うなよ、ですね。すみません)
私の場合、ときどき私以外の小学校隊員の意見(アドバイス)を聞きたくなります。
昨年は、隊員OGの方がたまたま私の任地におられて、
その方と連携しながら、いろいろと意見交流できたのですが、
今年は、その彼女が日本に帰ってしまったため、孤独の戦いになっています。
「甘えるな」とお叱りの言葉をいただくかもしれませんが、
協力隊員としての活動は、1+1の答えがときに3にも4にもなるので、
1人ではできないことができるようになります。
私の得意分野もあれば、苦手分野もあります。
隊員が複数いれば、それらの知識の共有にもなります。
というわけで、私の後任の方から2人体制になるように、
現在、春募集で後任の相方を募集しています。
(春募集についての記事はこちら)
いま、いくつかの学校から訪問してほしいとのオファーをいただいていますが、
日程調整ができず、なかなか顔を出せていないという学校もあります。
誘っていただけるのは、とてもありがたいことですが、
あまりハリキリ過ぎると、私の身体が持ちません。
そういった意味でも2人体制になってほしいと願う今日この頃でした。
というわけで、前置きが長くなりましたが、
今日は、平成23年度春募集の願書締切日(当日消印有効)です。
私の後任も募集しています。
今回の受験者の中から、私の後任が出てくることを祈っています。
そうなんだ、ひとりなんだ!
以前、私の知人が南ア日本人学校へ勤務していたことがありますが、日本人学校の先生方との交流はないのですか?
インターネットで、友(仲間)を見つけ、励まし合うことも考えられますね。
しかし、やはり支え合う仲間は必要。この春2人採用されるといいですね。
コメントありがとうございます。
さっそくですが、質問のお答えを。
ヨハネスブルグの日本人学校には、年一度
日本人学校のお子さんに協力隊員の活動を紹介するイベントがあり、
そこで先生たちともお会いすることはあります。
しかし私の任地が田舎でかなり離れていることもあり、会えないのが現状です。
そのため私は、
日常的にインターネットを使用して、情報収集に励んでおります。
ネット環境も私の住む田舎ではなかなか整備されていませんが。
やはり現場に日本人2人というのが一番望ましいことだと思います。
特に、私のような教師経験の浅い隊員が途上国で活動する場合は。