南アの学校に来て驚いたことは、たくさんあるのですが、
そのなかの一つに、ペンがあります。
日本では、字を書くものとして、
「鉛筆」と「名前ペン」、「習字道具」などがありますが、
南アでは、ほとんどの子が、ペンを使用してします。
しかも「青色ペン」。
黒色ペンも売っていますが、
大半の子どもたちは、青色を使用しています。
※赤ペンは、先生用だそうです。
日本だと、たいてい鉛筆を使っていますが、
それは、力の入れ具合が分かる、
消しゴムで消すことができる、
「止め」、「はね」、「はらい」などをきちんと理解するため
などが考えられますが、
南アでは、ペンを使っているので、
ほとんど消すのができません。
これは困ります。
例えば、算数で言えば、
割り算などの筆算のときに鉛筆を使用しないと、計算ミスが直せません。
では、なぜ鉛筆ではなく、ペンを使っているのでしょうか。
私が思いつく理由を、挙げてみます。
①鉛筆だと削る必要があるが、ペンはすぐに使える
②鉛筆だと鉛筆削りが必要だが、ペンは必要ない。
③ペンの方が鉛筆より安い?
④南アの鉛筆は性能が低く、すぐにおれるので、使いずらい。
この他にも浮かぶ方はご連絡ください。
いずれにせよ、テストの際にもペンがないと困るので、
ペンがないと、この子たちのようにペンを探しに走り回る子をよく見ます。