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旅日記

中国南通滞在時のよもやま話(14) 病院に関する話

1.入院の話

中国人が工場でケガ(親指を骨折)をした時に南通大学病院で治療をしてもらいました。この結果、手術が必要であり、手術前には精密検査をしなければならないと言うことで入院させられました。

入院には保証金のようなものを払わないと入院できないとのことなので、会社で支払いを行いました。

彼は手術後2週間入院し、その後も約2か月自宅療養のため会社を休業しています。

病院から療養が必要との診断書をもらっており、仕方なく休業させました。親指骨折の接合手術後2週間の入院やその後2か月の自宅療養はちょっと考えられないことでしたが仕方ありませんでした(親指以外はどこも悪い所はなく、もちろん走ったりもできる状態です)。😰😰😰

ケガをし入院した日に両親が隣の市から病院に見舞いに来られました。この両親から交通費と日当を請求されたと後で会社の担当者から聞きました。

 

 

2.水当たり 

会社の社員旅行で、西安に行った時に、うっかり水道水を飲んで下痢になったことがありました。

その時は病院に行かなくても何とか旅行を続けられたのですが、南通に帰ってからも体調は復調しないので、念のため上海(南通から車で2時間)の病院に行き診察を受けました。

上海まで行ったのは、この上海の病院では日本語で診療を受けることができることと、年2回ここで定期検査を受けているので安心できるからです。

診察結果はやはり食あたりでした。この処置として食後に飲めと3日分の薬をもらい飲むように言われました。

貰った薬を飲んだら案外早く良くなりましたが、体が痒くなり、蕁麻疹の症状がでてきました。ひょっとしたら薬のせいかと思い、症状も良くなったので2回飲んだだけで薬の服用を止めました。

このことを中国人の知人に話したら、「中国の薬はよく効くが、副作用も大きいので病状が治まったらすぐ薬は止めなければならない」と教えてくれました。

日本では病状が治まってもしばらく薬の服用が必要と言われていただけに驚いたものです。

 ・海外旅行保険証

 

 

 

 

3.健康診断

会社の規定で毎年4月と11月に、中国の上海で健康診断(予約制)を受けていました。朝南通から上海まで車で行き、昼過ぎには南通に帰れます。

健康診断は上海のクリニックで受けていました。診断項目は日本の半日人間ドックとほぼ同じでした。

受診者は殆ど日本人で、駐在員やその家族の方です。お医者(日本人)さんも、看護師さんも日本語が通じるので、とても安心でした。

 このクリニックと同じ建物に、日本人のいる歯科医もありました。ここにも南通から治療に通ったことがありました。

 

 

 

4.MRI

11月の健康診断のことです。超音波検査で、膵管と胆管が通常より太いと言われました。お医者さんから「最悪膵臓がんの可能性があるので早めに精密検査の必要がある。

ここでは精密検査ができないので、日本でMRIの精密検査を受けることを勧めます」と言われました。

私が「来年2月の春節に1週間帰国するので、その時に精密検査を受けます」と、お医者さんから「膵癌は進行が速いので、2月では手遅れになる可能性が、あるので早くしたほうが良い」と言われました。

私はもともと12月の年末年始に一時帰国する予定でしたが、1週間早く帰国して精密検査を受けることにしました。

精密検査を受けるため、近くの日赤病院に行きました。

日赤で中国のお医者さんに検査結果の詳細を書いて貰った書類を見せ、MRIの検査をお願いしました。しかしMRIは予め予約していないと受けられないし、また今年はもうMRIは予約で一杯と言われました。

困っていると、いつまで日本いるかと聞かれたので、私は、正月明けには中国に帰らなくてはならないといいました。

診察の先生は、関係者と相談して、明日の開業時間前にMRI検査をして頂けることになりました。担当者の方はもちろん早出となるでしょう。有難いことでした。

診断結果も日本にいる間に頂けました。結果は問題ないとのことでした。

また中国のお医者さん宛てにも検査結果の報告書を書いて頂きました。一安心です。

 

<MRI>

 

<完>

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