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旅日記

中国南通滞在時のよもやま話(16)大気汚染

 

空気汚染

PM2.5は冬季には殆ど100[μg/m3]前後、酷いときは300[μg/m3]近くにもなります。朝会社に行くとき、太陽が霞んでみえるので、霧のせいかと思ったら、空気汚染のせいと聞き驚きました。南通の人は夏季は海側から風が吹くため空気はきれいになると言っています。

<狼山>

冬季の空気汚染は酷いですが、住んでいるうちに慣れてしまいます。マスクをしている人は殆どいません。マスクをしている人もいますが、日本のように使い捨ての紙製の白いマスクはあまりなく、黒か、赤などの色々な色のマスクをしています。多分布制だと思います。洗って再使用が可能なのでしょうか。

またPM2.5の注意喚起の基準が日本とは異なっています。日本では濃度が70[μg/m3]以上になると注意喚起をしますが、中国では汚染度によって1級から6級まであります。

1級(0~50[μg/m3])は優、2級(51~100[μg/m3])は良で3級(101~150[μg/m3])になると軽度汚染というように進んでいき、6級(300[μg/m3]以上)は厳重汚染となっています。

 

南通も時々300[μg/m3]超えがありました。北京や西安などの内陸部は1000[μg/m3]超えの日もあります。大気汚染度はスマホやPCの天気情報で知ることができますが、情報を検索するサイトによって数値が違っています。提供源が違うのか、測定時間が違うのか理由は分かりません。

12月上旬に汚染度PM500[μg/m3]超えの時にゴルフをしたことがありますが、200ヤード先のグリーンを確認することが困難な状況でした。

この時は初めのうちは汚染度もそんなに高く(それでも150[μg/m3]くらいはあったと思います)なかったのですが、途中で急に汚染度が上がったものです。

政府当局も力を入れて対応しているようです。

 

<政府の公害防止キャンペーン>

 

 

<2018年1月に稼働した西安の世界最大の空気清浄機(高さ100m)>

<完>

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