この先、心の狭い愚痴になります。
時々遭遇するのですが、映画やドラマを一緒に見ている人が
「この俳優誰だっけ」「(俳優名)上手い・下手だよね」
と評論家になって色々言っているとイライラします。
「嫌なら聞かなきゃいいじゃん」じゃ済まないのです。
某小説の探偵の台詞ですが、「耳は塞ぐことができない」のです。
譲歩して、家なら録画で一人で見ることもできますが、
映画館では勘弁して下さい。
『風立ちぬ』上映中。
「この声優誰だっけ」「誰々だよ」
な話は、本人達はヒソヒソ話のつもりでも周囲に丸々聞こえてるんですよ。
「喋るのやめてくれ」と言いたいけれど、
相手が隣でない限り、自分の声も他の人の邪魔になりそうで言えなくて、
せっかく物語に浸るために映画館に来てるのに台無しになるんです。
でも本当の映画好きは、そんな声に邪魔などされず、
映画の世界に没頭できるんですよね。自分の器の狭さを反省。
お年を召した女性や男性が、画面をじっと見入っているのを見ると、
宮崎監督が時代のリアリティ(生々しさ)を追求した上で、
実写ではできない世界をアニメーションで表現しているのがよくわかる。
自分達の世代では到底全ては理解できなくても、
せめて自分が抱えられるものだけでも抱えて次の世代に渡さねばならないな、と
ふやけた頭でも考えさせられました。
文句や愚痴になってしまってすみません。
あくまで個人的な意見であり、
具体的な個人への批判等は一切ありません。