先日の大河、録画で見ました。
覚馬さんは、自分の眼でみねちゃんを見たことが無いんですよね。
初めて会ったときにはもう八歳くらいだったでしょうか。(違うかも)
自分の娘が生まれたときは、八重ちゃんの赤ん坊の頃のことを思い出したり、
初の顔合わせのときも、小さい頃の八重ちゃんの姿を重ねたりしていたのでは
ないでしょうか。
家族を京都に呼び寄せたとき、もしかしたら覚馬さんは、
うらさんとみねちゃんと一緒に暮らせると考えていたのかもしれない。
皆を安全な土地に呼び寄せたい一心だったでしょうし。
みねちゃんが襲われたとき、
自分の体の不自由さを忘れて、身一つで庭まで下りてきた。
自分の娘の悲鳴でいてもたってもいられないのは親の性でしょう。
幼い頃から実の母を離れて暮らす寂しさを味あわせてきた娘に対して
幸せを望んでいることを伝えられずにいたことを
うらさんへの思いも重ねて悔いていたと思います。
何かあったら、おとっつぁまを呼べ、
と伝えたとき、娘の幼い姿を思い浮かべていたのではないでしょうか。
何に替えても守りたい気持ちは、
みねちゃんにも伝わりましたよね。
あんまりドラマや映画で泣かない方ですが、
この回のこの場面では、泣けて泣けてしょうがなくて。
書いてる今も泣けてしまう。
私はもう父と話すことはできませんが、
子供の頃、様々な場所に連れて行ってもらったことを思いだしました。
みねちゃんには幸せになってくれることを願います。