今夜の『流星ワゴン』、見る人の暮らしてきた環境で印象が変わりそうです。
そんなに深刻な問題も無い生活を送ってきた人には「暗い内容」の一言で切り捨てられそうですし、
何らかの辛い暮らしの経験を持つ人には 人に頭を下げる苦しさや情けなさや
家族との間のどうにもならない伝わらなさ、そんなことが身につまされて
人ごとに思えないかもしれません。
どんなドラマであれ100%の共感を得られる作品なんかありえない。
どんなに高視聴率のドラマだって興味のない人はいる。
どんなに低視聴率のドラマだって放映されていれば誰かは見る。
内容の軽いドラマが苦手で重厚な作品を見たい人。
現実で疲れているから軽い内容のバラエティや笑えるドラマが見たい人。
これだけ人がいて多様な暮らしがあればそれだけ嗜好も変わる。
今夜の『流星ワゴン』は、昔のことを思い出しながらお母さんに電話をするところや
その後の忠さんと一雄のやりとりの場面で身につまされました。
忠さんの言葉は現実を生きる上での真実だけど、
できることなら一雄のように、きれいごとで暮らしたい。
きれいごとというのは、泥水を啜らずにということかもしれない。
人に土下座をすることもなく、人に金を借りるために頭を下げることもなく
<真っ当な>生活をしていたいと思うのが人情だ。
人の心はわからない。ある程度ならともかく、深いところは言葉にされなきゃ伝わらないし、
かと言って全て言葉にできるわけじゃない。
言葉が全てではないし100%伝わる万能な言葉も無いけれど
言葉にすることで伝わるものが0%ではなくなる。
ドラマを見ながら「あのビールおいしそうだな」とか、「こんどあそこに行ってみたい」とか、
内容と関係ないことを考えながら見ていてもそれで頭や気持ちが整理されていくこともある。
ドラマの見方は人それぞれです。
細身のVネックのセーター、一雄さん似合うなあ。鎖骨が見えてかっこいい。
『流星ワゴン』が終わって『風の言葉』が始まる前にラ王のCM流れました♪
ソフランと並んで大好きなCMの一つ。
今日はずっと西島さんのCM見られなかったからうれしかった~(^▽^)