あけましておめでとうございます。
本日もブログを見て頂きまして、ありがとうございます。
今回の難聴者向けポイントは3つです。
3つとも事故を避けたり、深刻な事態になることを避ける工夫です。
😊 自動車のルームミラーにワイドミラーをとり付ける。
😊 聴覚障害者標識を自動車の前と後ろに貼り付ける。
😊 ご自分のスマホに「110番アプリ」を入れる。
まず、ある出来事を紹介したいと思います。
私は自家用車で通勤していました。ある日、会社から自宅へ帰る途中に起きたできごとです。
走り慣れた道なので私はのんびりと運転していました。すると、前の車が急に左側の歩道の方へ寄り始めました。その車は若い女性が運転していました。私は変な運転をする車だな…と思いながら、その車が左折するのだと思いました。
道路は広かったので私はその車を追い抜きました。追い抜くときに運転していた女性がものすごく怖い顔で私を睨みました。とてもおそろしい顔でした。「なぜ⁇」と思いました。さらにその先を走っている車も皆、左に寄って停止してしまったのです。私は行き場を失ったような状態。
その時点でやっと、ルームミラーで自車のすぐ後ろに赤い警告灯が見えました。
あーやってしまったと思いました。救急車でした。
救急車が迷惑そうに私の車を追い抜いて行きます。その後、私の前を走っていたあの女性も猛然と私の車を追い抜いて去りました。私の頭の中で「がーん」とめまいのようなものがして、こころが落ち込みました。
救急車が後ろから来るのがなぜわからなかったのか反省しました。その時私は補聴器をしていました。でも、救急車の迫る音が聞こえなかったのです。現在も聞こえません。
原因は今の自家用車は遮音性がいいことと、救急車の警報音は比較的高い音で、私には聞き取りずらい音なのだと思います。
その出来事があってから、私は自分の車に「ワイドミラー」と「聴覚障害者標識」を付けました。
ワイドミラーで後ろを見ると、救急車が遠くにいてもはっきり見えます。インターネットで探すといろいろな種類のものが販売されています。
ワイドミラーの写真(カーメイト 公式オンラインストア本店様HPから引用)
聴覚障害者標識の写真
今回の運転ミスが事故にならなくて良かったです。事故になってもおかしくない状況でした。
しかも、難聴者は電話が聴き取れないために警察などへ事故通報もできません。そんなときに助かるのが「110番アプリ」です。
110番アプリは、「聴覚に障害がある方など、音声による110番通報が困難な方が、文字や画像で警察に通報するためのものです。」(App Store の紹介文から引用)
私もまだ使ったことがないので、アプリのダウンロードや使い方については次のリンクをご覧ください。
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「110番アプリ」があるとすごく安心です。でも、使わないことを祈っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
ありがとうございました。
今日もいい日でありますように。