遊園地のコーヒーカップ事件から一週間。S先生のマッサージの時間。先生から声が掛かりベッドに着くと「コーヒーカップ事件から痛みは出ていませんか?」 「あの事件がきっかけで痛みが少なくなったようです。怪我の功名なのか瓢箪から駒のようでした。」 大笑いです。ベッドに上がる前に歩行を見て頂きました。「大分頭が上がるようになっていますね。」
ベッドに横になり「多分先生のマッサージが効いたようです。」 身体全体を十分に動かさないのでいろんなところにコリが出てしまう場合もあると話してくださいました。思いっきり力を入れてマッサージをしていただけるので体中をほぐしていただけるのでしょう。ほんとは声を上げたいくらい痛いのですが我慢我慢。 マッサージが終わるとさっきの痛みは何処に行ったのかすっきりとなって、さあ次に行こうと歩くのが嬉しくなってしまう。 週に一度しかマッサージをしていただけないのが残念です。希望者が多いので仕方がないのでしょう。オープンしてから一年ぐらいは週に三回もマッサージしていただいたのに今では利用者も満員になっているので我が儘は言えなくなっています。
レッグプレスの上に乗り座って足を押し出すようにして足に力を付けるはずなのに座らないで腰をグーと上げ反り返るようにしているSさん。「すごい、何しているの。」 「こうして上半身の体力を付けるともしかしたらもう一度前の仕事が出来るかもとやっているの。」 「貴女ならできるかもね。」 ダンスをしたり乗馬の趣味のあるSさんならできるはず。 マイペースのリハビリ風景です。
半日のデェイケアーでも空いた時間は、世間の常識ニュースをしっかりとチェック。