究極の選択。

あなたは、どちらの人生を選びますか？

幸せな人生で、短い人生。
不幸な人生で、長い人生。

わたしは、不幸で長い人生を選択したようだ。
だんなは、幸せで短い人生を選んで死んだ。

果たしてしあわせでない、これからの長い人生を選んだ自分が正しいのか。
それは、間違いであることがわかる。

生きる意味のない人生をながく、長く生きるのだ。
人に、馬鹿にされる人生をひたすら、長く生きるのだ。

それは、まるで地区の人生であるようだ。
それは、まるで在日地区の人生であるようだ。

日本人なら、そんな道は選ばないのに。
意味のない人生を選んだわたしは、おろかで本当に智恵のない人間。

死ぬほうがかしこいのはわかっている、自殺できない自分が馬鹿なのはわかっている。
人生は、一度選んでしまうと、変えることはできないようだ。

何もない人生でながく、つまらなくつづく。
これが、本当の地獄と最近わかった。地獄でもいきつづけなくてはいけないのだ。

地獄でも、死ぬまで行き続ける道を選んだわたしは、苦しみ続けるのだ。

江ノ電 ペニー・レイン

江ノ電　　ペニー・レイン


☆死んだだんな様とのった、江ノ電はとてもよかったけどもう、帰らないね。

さよなら京都 ／ノンノン

さよなら京都 ／ノンノン

私は世捨て人。

１５年ぐらい前かなあ。世捨て人になりました。
肉体だけの、塊のない、化け物です。

こころがないのですから、生きていて楽しいことはないのです。
なにをたべても、なにをしても、むなしい人生なのです。

首を切る勇気もないのは、こころがないからでしょうね。
首をつることもできないのは、こころがないからなのです。

世捨て人は、毎年肉体の衰えを感じます。
ほんとうの、死亡へとちかずくわけなのです。

心がないのですから、肉体の痛みでさえくるしくはないのです。
肉体の終わりにちかずく、サインのようでうれしいときはあるのですが。

毎年、冥土のたびにちかずいていく、肉体もやがて滅びる。
それまでは、砂を食べるようで、何を食べても、同じです。

幸せという、心の潤いは、当の昔に忘れました。
あいされることも、愛することもありせん、心がないのですから。

肉体は食べて、いきるだけ、おいしくもないがいきるだけ。
感情なんてありません、幸せもいりません。

だけど、肉体のおわりぐらい、きれいにおわらせたいのです。
老衰がきれいな死に方らしいのです。

こころが、死んでから生きるのは、大変なのですが。
きれいな肉体の、終わりを迎えるのが、私のささやかな夢です。

きれいな肉体で、終わりたい、それでいいのです。
もう、誰にも愛されない、肉体だけの魂のない化け物ですから。

心は、当の昔に死んでいるのですから。

人身事故とは、自殺ですね。

電車に飛び込む勇気がすごいですね。
わたしは、安楽死がいいです。

肉が飛び散り、迷惑をかけるのでだめです。
最後の死に様が、肉のミンチになるのはいただけないです。

人身事後現場が、ちかくにあるんですが。
そこは、たまに血だらけになっているんですね、線路がね。

きれいにしているつもりだけど、血だらけの線路が悲しい。
たぶん、確実な死に方として、死んだのでしょうね。

首吊り自殺、飛び込み自殺、いろいろあるけどね。
死に方は、えらべるわけです、一番大変な死に方ですね。

でもね、その踏み切りに行くといつもいわれるんですよ。

「あなたも、くるしいなら、おいでよ」ってね。

世捨て人はわかるんですよね、私は１５年前から世捨て人です。
もう肉体だけの、化け物で精神は死んでいるのですから。

肉体のおわりをしなさいって、線路から聞こえてくるんです。
でもね、肉を集める人を思うとできないもの。

最後ぐらい、人にめいわくをかけるのはいけないでしょ。
死体も、樹海かなんかに行って、白骨になるほうが、きれいでしょ。

醜い肉を、この世にのこしたくないものね。
いつも誘惑に弱い自分だけど、汚い肉を集めてもらうのはいやだからね。

せめて、最後ぐらい、迷惑かけたくないでしょ。