村長セクハラ村長 提訴され こんな村イヤだ!?
[2015年3月18日9時34分 紙面から]
宮城県大衡村 宮城県大衡村・
人口５７８１人の村が、村長の「セクハラ問題」に揺れている。宮城県大衡（おおひら）村の跡部昌洋（あとべ・まさひろ）村長（６６）は１７日、自身への不信任が決議されたことを受け、村議会（定数１４）を解散した。決議は村の女性職員が、セクハラを受けたとして、跡部氏を提訴したことが理由。跡部氏は、父も祖父も同村長を務めた。村議会１２０年の歴史で、議会解散は初めて。村議選は４月２６日に投開票されるが、村の混乱は続きそうだ。
跡部村長は１７日、村議会の解散を議員に通知した。前日１６日、議会側が跡部氏の不信任決議を可決。５０代女性職員が、跡部氏に性的関係を強要されるセクハラを受けたとして、損害賠償を求めて提訴したことなどが理由だった。跡部氏は、決議に先立つ村議会全員協議会で、「セクハラはしていない。（女性とは）仲が良かった」と説明したが、議会側は「納得できない」と受け入れなかった。
地方自治法では、不信任決議可決を受けた自治体の首長は、１０日以内に議会を解散するか、失職する。跡部氏は身を引く決断でなく、自身にダメ出しした議会に解散権を行使した。「不信任の決議を待ってほしいとお願いしたが、私のもとでは予算も信任できないということなので、解散の決断をせざるを得なかった」と、コメントを出した。
跡部氏が下した議会解散のあおりを受け、１９日まで予定された３月議会は、１５年度当初予算案などが議決されないまま閉会した。
村長のセクハラ問題とは、どんなものだったのか。女性職員が１３日、仙台地裁に起こした損害賠償請求訴訟の代理人によると、跡部氏は昨年４月以降、職員に性的関係を１０回以上強要したほか、食事に誘うなどのメールを１３００通も送信。女性が意に沿わない行動をすると、業務の決裁をしないなどのパワハラ行為もあり、女性はうつ病になったとも主張している。
議会事務局によると、村議会１２０年の歴史で解散は初めて。現在の議員任期は今年９月。約４カ月前倒しされる形で、来月２６日に出直し村議選が行われる。
地方自治法第１７８条では、解散後初めて招集された議会で再び過半数で不信任が可決されれば、首長は自動的に失職する。跡部氏は自身の進退について明かしておらず、選挙後も村の混乱は続きそうだ。
◆大衡村 宮城県の中部、黒川郡に位置する県内唯一の村。２０１１年にトヨタ自動車東日本の工場が稼働。安定した税収があるため、周辺自治体とは合併せずに残った。人口５７８１人（１５年２月末現在）で有権者数４５６５人（同３月２日）。村議会は定数１４人（男１２、女２）で平均年齢６０・５７歳。
☆カツラが、浮いてしまって、ハゲの癖にどうして、セクハラをしてまで、性欲をおさえられなかったのか、それよりもカツラを買いかえるほうが、いい。もろばれカツラは浮きすぎです。
