日本一、リーグ優勝を目指す日本ハムは1日沖縄県名護市でキャンプインした。
2軍スタートの大谷翔平は名護から北東約30キロの国頭村で汗を流した。
名護は最高気温23.1度と暖かい陽気に恵まれ、オリックスからの移籍組や新人稲垣などがブルペン入りし、中田,陽らも精力的に調整に取り組んでいた。一方国頭村の2軍は大谷翔平が屋外で始めて打撃投手を立てフリー打撃を行った。また金子がジョギング、小谷野は右ひじを確認しながらの送球練習をした。
栗山監督は2軍も視察して「どの選手も自主トレーニングは十分、怪我無く初日を終えることが出来てほっとしている。」と満足そうに語った。
稲葉の開幕は3月2日WBCのステージになるが15日からは宮崎での合宿も始まる。
例年以上に調子を上げてきており、打撃処理の判断、身のこなしからは『今すぐ試合しても良いくらい』と内野守備コーチは感嘆するほど。
稲葉の黙々と打ち込む姿がチームに緊張感を与え引き締まったキャンプ初日となった。
今季からはコーチ兼任となり栗山監督から『大谷が少し早く1軍に来るかもしれないから一度打撃を見てやってくれ』と頼まれるなどよき手本となっている。
日本ハムのキャンプは28日(2軍は22日)まで行われる。大谷選手の成長ぶりが注目されるところであるがチーム全体の調子をあげて開幕ダッシュが出来るように全力で取り組んでほしい。