昨年は斉藤祐樹が開幕投手を務め完投で勝利を収めるというアッパレなスタートだった。その時のブログは次のような内容だ。
栗山新監督の信頼の下、斉藤佑樹が無難に1回を投げた後、初回稲葉に2ベースヒット、続く糸井のヒットで初打点を記録、好調な打線は得点を重ね3点を斉藤にプレゼントした。2回2アウト満塁で中田のヒットを期待したが内野フライで3アウト。4回2アウトから田中賢介がレフト前へ2ベース、ここで打順が稲葉に回りセンター前へ、2塁の田中がホームインで4点目。5回陽のヒットで2点追加、6回西武ヘルマンに2ベース中島のヒットから1点を奪われるが中村をダブルプレーに討ち取りチェンジ。ウラ1アウトから稲葉が2ベースヒット糸井の2ベースで稲葉がホームを踏んで7点目、小谷野のヒットで糸井が帰り8点目を挙げる。7回までは球数87球。札幌ドームで初めてロケット風船が発射れ、まさに壮観な光景となった。ウラ、ノーアウト1,3塁田中賢介のライトフライで3塁ランナー金子が生還9点目。8回も斉藤が登板、ファンは斉藤の完投勝利を期待して声援。1アウト代打二岡ヒットで1塁小谷野センターフライで2アウト、陽三振。斉藤9回のマウンドへ上がりみごと9-1,110球の完投勝利で締めくくった。ファイターズは4年ぶり開幕戦の勝利を収め、斉藤祐樹はプロ入り初の完投勝利をあげた。
【斉藤佑樹のコメント】今は頭が真っ白で興奮している。監督に開幕投手を告げられ背中を押された気持でここまでこれて嬉しい。今は『持っている』ではなく『背負っている』です。初回の3点が無かったら分からなかったのでナインの皆に感謝している。優勝して栗山監督を胴上げしたい。勝負の年優勝できるように頑張ります。 懐かしい記事である。
今年も昨年以上の話題性豊かな大谷翔平選手が鮮烈なデビューを飾っている。スタメン出場で鮮やかなバッテイング、タイムリーで打点までも記録する最高のデビューとなった。今のところ、野手と打者の顔をみせてくれたがこれから投手の大谷翔平が何時登板するかが非常に楽しみである。怪我のないようにゆっくり成長してファンを楽しませてほしいものである。