ブーメランの記事を何回か掲載してきましたがこれが集大成となります。全部で12個作りましたが2個が墜落して破損、10個が健在です。そのうちテスト合格品は8個、残り2個は大幅に改良が必要なものです。この2個を見ているとここをこういう具合に削ると上手く飛びそうだな~と、手直しの考えがついつい頭に浮かんできて取り掛かりたくなります。今はブログを書くことが一番なので後にします。
作っていて感じたことは
②羽根長は25cmから35cm(中心から片方の羽根先まで)、
③羽根厚は3~6mm、
④羽根の幅は3cmから5.5cmの組み合わせがてごろなところでしょう。
⑤羽根のそりは気持程度入れるくらいで様子を見て調整ということになります。
⑥問題は羽根の流線型ですが前は45°を基本として羽根の厚さを頂点として羽根の後部へときわめて滑らかな流線型にするのがよいようです。
羽根後部の角度が大きい(流線型がきつい)場合は円軌道が小さくなりますし、緩やかにすると大きな円になるようです。羽根が大きいからといって大きな円になるかといえばそうでもありません。羽根の流線型によって決まるようです。投げ方も出来るだけ手首を使って回転を与えるようにして投げます。そうすると揚力も大きくなり戻ってくる円になります。
材料は航空ベニア(三層)を2~3枚張り合わせた物が弾力もあって調整する場合もよいようです。参考までに1.6ミリを2枚、1.1ミリを1枚の計3枚を張り合わせると5ミリ厚になります。形を切り抜いてから接着剤で張り合わせていますが切抜きを1回で済ませたい人は逆をやるとよいでしょう。
何回か調整(全体の重さと揚力(流線型の具合))を繰り返し納得が出来たところでカラーリングをします。カラーは沢山の量は必要ないので百円ショップでスプレー式のものがありますからそれで充分です。以上のようにして作ったもの5点を挙げておきました。4枚羽根は始めてチャレンジしたものです。興味のある方は作ってみてください。その結果も教えていただければありがたいのですがよろしくお願いします。