
予告を見て、なんとなく気になっていた映画、
寺島しのぶさん主演の
「やわらかい生活」(日本 2005年)
「やわらかい生活」公式HPは → コチラ
35歳独身の、優子(寺島しのぶ)は、数年前に両親を亡くし、
親友を亡くし、恋人を亡くし(失くし?)
精神に不調をきたし、躁うつ病で入退院を繰り返している。
とはいっても、”躁”の優子は、のんびりと楽しげに
毎日の生活をたんたんと過ごしているように見えるのだけど。
東京の下町、蒲田に引っ越してきた優子は
・シュミのいい痴漢プレイの男
・大学の同級生で、政治家志望の男前(ただしED)
・鬱病の若いヤクザ
・優子のいとこで、家出してきた40歳妻子アリの祥一(豊川悦司)
といった、いっぷう変っているけれど、
優子をあたたかく受け入れてくれる男性と出会い、
自分をみつめる。
”やわらかい”とか、”それとなーく幸せ”なんていう
イメージとはちょっと違う、どちらかというと重めな
お話でしたが・・・。
といった感じのお話です。
(原作は読んでいないけど「イッツ・オンリー・トーク」という本らしい)
食欲や性欲といった 生きているということが
生々しくリアルに描かれてます。
寺島しのぶさんの演技は評価が高いのは知っていたけど
実は観たことありませんでした。
そして納得。すごくリアル。その辺にいる女の人みたい。
寺島さんと豊川悦司は、「愛ルケ」こと、
おやぢのバイブル(?)渡辺淳一の「愛の流刑地」でも
共演とのことですー。
躁うつ病といっても、誰にでも落ち込む時、元気な時があって
でも、そんな次元とは違うものなのかなぁ。
そんな不安定な彼女なのに、優しくていい男にモテモテなのが
ちょっと納得いかない(?)ところもあるんだけど、
なんて言うと 冷たいでしょうか・・・。
なかでも、優子の家に転がり込む、イトコの祥一が
ホントに優しくてあたたかい人なんだよね。
私もふと思うことがあります。
偉人でも、社会に功績を残すような人間でもない
きわめて一般人の私が一生を生きた証って
どこかに残るんだろうか?とか。
それは、ここに出てくる”鬱病のヤクザ”や
祥一が言っていた不安と同じで、
もしも、自分の中にある思い出や過去が
否定されてしまったら、どうしていいかわからない・・・
ということに近いのかもしれないな。
嘘で人の気を引き、悲しみを共有して欲しいという優子。
結局はみんな人恋しいのかもしれません。
ラスト、これから優子は大丈夫なのかなぁ・・・と
すごく心配でもありますが、あの人この人を思い浮かべて
前向きに強く生きていける、と思っていいのかな。
銭湯に行きたくなりました。
男湯から”姫~”って呼んでくれる人が
いないとダメですが(笑)
寺島しのぶさん主演の
「やわらかい生活」(日本 2005年)
「やわらかい生活」公式HPは → コチラ
35歳独身の、優子(寺島しのぶ)は、数年前に両親を亡くし、
親友を亡くし、恋人を亡くし(失くし?)
精神に不調をきたし、躁うつ病で入退院を繰り返している。
とはいっても、”躁”の優子は、のんびりと楽しげに
毎日の生活をたんたんと過ごしているように見えるのだけど。
東京の下町、蒲田に引っ越してきた優子は
・シュミのいい痴漢プレイの男
・大学の同級生で、政治家志望の男前(ただしED)
・鬱病の若いヤクザ
・優子のいとこで、家出してきた40歳妻子アリの祥一(豊川悦司)
といった、いっぷう変っているけれど、
優子をあたたかく受け入れてくれる男性と出会い、
自分をみつめる。
”やわらかい”とか、”それとなーく幸せ”なんていう
イメージとはちょっと違う、どちらかというと重めな
お話でしたが・・・。
といった感じのお話です。
(原作は読んでいないけど「イッツ・オンリー・トーク」という本らしい)
食欲や性欲といった 生きているということが
生々しくリアルに描かれてます。
寺島しのぶさんの演技は評価が高いのは知っていたけど
実は観たことありませんでした。
そして納得。すごくリアル。その辺にいる女の人みたい。
寺島さんと豊川悦司は、「愛ルケ」こと、
おやぢのバイブル(?)渡辺淳一の「愛の流刑地」でも
共演とのことですー。
躁うつ病といっても、誰にでも落ち込む時、元気な時があって
でも、そんな次元とは違うものなのかなぁ。
そんな不安定な彼女なのに、優しくていい男にモテモテなのが
ちょっと納得いかない(?)ところもあるんだけど、
なんて言うと 冷たいでしょうか・・・。
なかでも、優子の家に転がり込む、イトコの祥一が
ホントに優しくてあたたかい人なんだよね。
私もふと思うことがあります。
偉人でも、社会に功績を残すような人間でもない
きわめて一般人の私が一生を生きた証って
どこかに残るんだろうか?とか。
それは、ここに出てくる”鬱病のヤクザ”や
祥一が言っていた不安と同じで、
もしも、自分の中にある思い出や過去が
否定されてしまったら、どうしていいかわからない・・・
ということに近いのかもしれないな。
嘘で人の気を引き、悲しみを共有して欲しいという優子。
結局はみんな人恋しいのかもしれません。
ラスト、これから優子は大丈夫なのかなぁ・・・と
すごく心配でもありますが、あの人この人を思い浮かべて
前向きに強く生きていける、と思っていいのかな。
銭湯に行きたくなりました。
男湯から”姫~”って呼んでくれる人が
いないとダメですが(笑)
こちらこそ ご無沙汰しております・・・。
これに懲りずに、ボチボチよろしくお願いします。
さて、この映画、これまた宣伝やチラシとちょっと
イメージが違うんじゃないか?と思ったものの、
こころの病と付き合いながら しなやかに生きている
優子は ホントは強いのかな・・・。
なかなかPCに座る時間がとれなくって
TB先行になるかと思いますが
また遊びに来てくださいまし~♪
躁うつ病で仕事もせずに暮らしてる。
とはいえ、他者とのつながりもあるし、
保険金で暮らせてるから生活にも困ってない。
人と会うにしても気まぐれにしては
なんとなくであったひとたちを
「癒してあげている」彼女はとっても不思議なひと。
ほわんとしてて、病気の悲壮感を
そんなに感じませんでした。
それが彼女なりに身につけた処世術であり
彼女がもっている”しなやかな強さ”なのかも
しれませんね。
やわらかいというのはそのへんのことでしょうか・・。
コメント遅くなりました・・・。
トヨエツ、いい役でしたよね。
あんなふうに優しく髪を洗ってもらいたい・・・
色気のある人です。
ラストはちょっと哀しかったけれど。
自分が辛いときに、あんなふうにやさしくしてくれる人いるだろうか・などと考えながら・・・
コメントありがとうございます~。
トヨエツってハンサムじゃない(と思う)のに
不思議な魅力があるんですよねー。
今回の映画はホントに惚れそう。
優子の今後はちょっと心配ですよね・・・
がんばってくれてるといいのですが。
なんて つい友達のように思ってしまうほどリアルでした。
トヨエツが「姫~」って呼んでくれて、シャンプーしてくれたら・・・・うらやましすぎるぞ寺島しのぶ!って論点が別のところに行ってますね(汗)
病気のことはよく分からないのですが、せっかくよくなっていそうだったのに殿があんなことになって、ちょっと心配が残りました。
誰でも気持ちの浮き沈みってありますよね。
それがコントロールしきれないくらいなんでしょうか。
躁とウツ、どっちもしんどいですね・・・。
この映画の優子は、まわりにいい人がいてくれてよかったです。
良い「ネタ」が浮かぶとその日一日は楽しく、そのネタが「ウケる」と、帰ってからも楽しいです。
逆にネタが思い浮かばなかったときやウケなかったときは。。とても寂しい。。
躁鬱病って、そんな感じかな。(^^ゞ
わたしの回りに鬱の方、結構いますが、『躁』なのは。。わたしくらいかも。。複雑。。(^_^)b
こないだ、シネコンのスクリーン半分以上で
日本映画を上映してました・・・。
まだ評価できるほどの鑑賞暦はないけれど、
面白いものにもイロイロ出会えて、これからも日本映画に
注目!ですね。
寺島しのぶさん、スゴイスゴイと聞いてはいたけれど
スゴイですね、やっぱり。リアルです・・・。
あっ、「東京タワー」って江國香織さんの方ですね!
まだ観てないなぁ 観なくちゃ。
コメントありがとうございます!
そうですね。もっと優子と祥一見たかった。
妻夫木くん演じるヤクザなんて あんまり必要性を感じなかったですが・・・
ラストも、優子がどうなっていくのか、ちょっと不安です。
>のらさん
なくなった親友とのエピソードもっと聞きたかったですね。
私も、ラストがしっくりこない・・・
あんなことがあって優子は大丈夫なんだろうか???
>感動創造さん
寺島しのぶさん、とてもリアルで不思議な雰囲気のある人ですね。
すごく普通っぽいのに女優っぽい(笑)
大人・・・ですね。
>choroさん
共感・・・ってところまでいけなかったのですが、
リアルな映画でよかったですよ。
心のアンバランス、躁欝って誰でも多かれ少なかれ
あると思うので、その境目がわからないなぁ・・・。
ちょっと観たくなってしまいました。
こんばんは!
寺島しのぶ好きなんですよね~!
いい味でしてますよね。
なんか、読んでいたら観たくなっちゃいましたよ。
なぁと・・それでもまた力強く生きていくのかな~。
9.11で亡くなった、彼女にお説教ばかりしてたという
同期の女性のことを個人的にはもうちょっと
知りたかったなぁと思っています。
TB&コメントありがとうございましたm( )m
僕的にはこの映画、原作は読んでいないし、あまり予備知識なしに観ましたが、もう少し祥一と優子に集約しても良かったのではないかと思います。 ここでいう同じ“想い”は誰しも大なり小なりあると思うのですが、その“想い”をもつ人間を増やしてまで半端に描く必要ななかったと思います。
あとハンディは何の目的で使うのか? 単なるブレとしか感じない僕のほうがおかしいのかなぁ(笑)
せっかくの役者の演技を絶対に邪魔してると思うのですが・・・。 多用は無用ですね><
ほんと、HP見るとほんわかしてて、こんな生活いいね
って感じなのに、いやー、そんなことないでしょ。
あんな生活はだめなんじゃないの?
と思うんですけど・・・。
確かに、私もああいうタイプの人、苦手です。
sabunoriさんの感想、すごくよくわかります!
認めるけれど共感は出来ない・・・優子は私にとってそんな存在。
知り合うヒトが男性ばかり、というのもちょっと気になるところでした。
やっぱり同性は同性に厳しいから自分を守るために自然と男性とばかりかかわりを持つようになってしまうのかなぁ。
と、こんなコトを考える私は冷たいですかね。