「ダンシング・ハバナ」 ラテン系なのにサッパリ爽やか

これ、「ダーティ・ダンシング」の「２」なんですよね。

もう19年前(!!)の青春ダンス映画、「ダーティ・ダンシング」は、
今でも大好きで、時々観たくなる映画のひとつです。
（以前に書いた感想はコチラ）

今回は舞台をキューバに移し、ラテンのリズムが炸裂！
「ダンシング・ハバナ」
（DIRTY DANCING: HAVANA NIGHTS・2004年・アメリカ）

父親の転勤でキューバにやってきたお嬢さんのケイティ。
（ロモーラ・ガライ）　時は革命直前。
優等生でお堅いケイティは、ダンサーだった両親の影響で
ダンスの好きな女の子。
ある日、街角で楽しげに踊るホテルの給仕、
ハビエル（ディエゴ・ルナ）の姿を見かけ、
その姿とダンスに惹かれる。
お客と親しくしてはいけない、という規則を破った
ハビエルは仕事をクビになり、責任を感じたケイティは
賞金5000ドルのダンス大会出場の話をもちかける・・・。

ううーむ　ラテンダンスに、キューバ革命が絡んだ
濃い映画なのに、なんだ　このさっぱり爽やか感は？！
ディエゴ・ルナくんの可愛らしさと幼さのせい？？
魅力の薄い主人公の女の子のせい？？

私は、前作の「ダーティ・ダンシング」のコテコテな世界が
大好きなので、「２」と謳うにはどうも物足りなさを
感じてしまいました。
２人のダンスも、頑張っていたけど、
正直”おお～っ！”と思わせるほどの
キレとしなやかさに欠けるというか、迫力不足というか。

ルナ君が可愛らしすぎたのかなぁ。
すごいスリムだし、爽やかだし。
（主役の女の子が背が高くてがっしり（？）してた）
続編の話が出ていた当初は、
リッキー・マーティンとナタリー・ポートマン主演という噂があった気がする。
そう、私の好みとしては、リッキーくらいの
濃さとマッチョさが欲しかったかな（笑：あくまで好みです）

だから、パトリック・スウェイジが
昔と同じようなダンスインストラクターとして
登場した時には嬉しかったです！
年はとったけどあいかわらずダンス姿はカッコいいなぁ。
（顔は怖いけど）

ちょっと辛口になってしまいましたが、
ハバナの美しい海辺の風景と、ラテンミュージック、
爽やかな青春映画として楽しめました。