目の中のリンゴ

20年ぶりにオペラ座熱が再燃!!

「ハプニング」 シャマラン出てた?

2009年10月18日 | 映画タイトル は行
WOWOWの放送で観ました。

「ハプニング」
(The Happening 2008年・米)

賛否両論、いや、最近ではめっきり
”否”が大きくなってしまった
ナイト・シャマラン監督・脚本作品。

ある朝ニューヨークで大勢の人々が
突然自殺し始める。
髪飾りで首を刺す人、ビルから次々に飛び降りる人々、
拳銃自殺の数珠繋ぎ・・・。
テロだ、軍の化学兵器だ、と情報が錯綜する中、
その恐ろしい現象はみるみる広がっていく。

高校教師のエリオット(マーク・ウォールバーグ)は
妻(ズーイー・デシャネル)と共に、
安全な場所へと避難しようとするが、
行く先々にその脅威は迫っていた。
原因は一体なんなのか?
エリオットたちは生き残れるのか???


その恐ろしい”何か”は、あくまでも
自殺を引き起こす。
こういうパニックホラーにありがちな、
無秩序な混乱、人が人を殺す、という残虐さは
ないけれど、わけのわからない不気味さ、
ひたひたと迫り来る恐怖があって
思わず目をそむけてしまうシーンも。

最後まで観て、結局はなんだったのか?
というと、
”自然界を完全に理解することはできない。”
ということで 明確な答えは示されない。
(「サイン」みたいなのが出てきても困るが)
人間には計り知れない何かがある、といわれれば
そうなのかも、と思ってしまう。

でも、この映画でもシャマラン監督作品に
一環して描かれるものは
だから私はシャマラン映画が好き!

人は死を前にして何を思うのか。
大切なものは何なのか。
大切なものに対して誠実でありたい。
・・・そんな気持ちが尊いと思える。

いやー、シャマラン監督!
一作ごとに世間の風当たりが強くなっても
私はついていきまっせー!!

ところで今回、彼は出演してませんでしたよね??
「レディ・イン・ザ・ウォーター」で
やりすぎたと思って自粛したのだろうか。
(後で調べたら 奥さんの浮気相手の”声”で
出演していたようです。)
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