「バグズ・ライフ」 これくらい可愛ければ

私は昆虫は大嫌いなので、
このアニメくらい可愛ければよいと思います。

「バグズ・ライフ」（A BUG'S LIFE/1998年・米）

ここは昆虫たちの世界。
怖いバッタ軍団に搾取されているアリたち。
耐えかねて、助っ人を連れてきて
バッタたちに対抗しようとする、
おっちょこちょいでつまはじき者の
主人公フリック。
”虫サーカス”の芸人たちをツワモノと勘違いして
連れてきてしまう・・・
（”ノミのサーカス”っていうけど、
この映画ではノミがホントに団長よ（笑））

ピクサーアニメの絵って、
ぱっとみた感じ全然可愛くなくて
いつも観る気がしないんだけど、
観始めると、そのアニメの技術に見とれてしまう。
そして、キャラクターたちも表情豊かで
可愛く見えてしまうんだよなぁ。

薄グレー色のアリたちは
全然アリに見えないんだけど
黒じゃ絵にならないからかなぁ。
（こないだ、テレビですんごく大きくて
猛毒を持ってる”殺人アリ軍団”を観た！
めっちゃ怖かった！！！）

このお話は、あれですね、
「サボテン・ブラザース」！
勘違いで英雄扱いされる芸人たちが笑える。
”レディ・バグ”なのにオッサンな
テントウムシが可愛い。

虫たちが飛ぶチェイスシーンや
絨毯爆撃のように降り注ぐ雨のシーン、
迫力ありました。

他愛ないファミリー映画だけど
楽しく観られて面白かったです。

ほんと、私は虫が大嫌いで
蝶や蛾が特に嫌いです。
そのうち息子が蝶やらセミやらバッタやら
ダンゴ虫やら捕まえてくるようになったら
どうしようかと今から恐れています・・・。