KINOKO WEB

きのこ関係です。ときどき植物。

きのこ合宿

2007-09-24 | いろいろ
19日,夜の11時,柏の葉キャンパス駅前で細矢さんからドライアイスを受取り,
御嶽山の裾野にある胡桃島キャンプ場方面を目指す。
ヤマケイの五十嵐さんたちと,きのこ合宿をすることになっていた。

実は,昼頃から高熱がでてきて,歩くのもつらい状態。
おまけに,夕方から下痢もともなっていた。
運転は座っているだけだからと,気楽に出発。

突如の下痢にそなえて,運転中の飲食はひかえる。
途中,渋滞にはまると,とっても不安に。
諏訪湖サービスエリアでトイレ休憩。
よくもったものだ。

高速をおりてから,運転をかわってもらった。
ワゴンRしか運転したことないという。
でっかいキャラバンを運転するのはこわい様子。
途中,道をまちがえながらも、開田高原のトイレのある駐車場に到着。
寝る。



強い日差しで目が覚める。
暑くて寝てられない。
でも、外はびっくりするほどすがすがしい。
熱はだいぶ下がった。

ところで、きのこ合宿をして、何をやるかは詳しく聞いていなかった。
作家さんとカメラマンをつれていく、ただ、きのことりをしていればいいと。
この体調で、まともなきのことりが出来るか、ちょっと不安。




昼に,五十嵐さんたちと合流。
きのこうどん用に,道端を少し歩いて,きのことり。
ヤマドリタケモドキ,ヤマイグチ,ムラサキフウセンタケ,オオツガタケ,カバイロツルタケなど。
きのこの発生量はまずまず。

作家さんは,石田千さん。
著書は、『月と菓子パン』『踏切趣味』『屋上がえり』『ぽっぺん』『部屋にて』など。
カメラマンの坂本真典さんは,平凡社の写真部を引退されてから,
フリーのカメラマンとして活動されている。
今回は,ローライの,レンズが2つ付いているカメラをおもに使っていた。

この2人, 特別に山をやっているわけではないのね。
ヤマケイの月刊誌では「山のぼりおり」というのを隔月で連載。
そのシリーズの1つにきのこの記事が。



昼食後,そこらへんできのことり。
ローライは,接写がにがてなので,大きなきのこを探す。
なかなかいいのがない。結局,ドクツルタケに。
ページの写真はモノクロなので,モノクロでも写真うつりのいいきのこを。



胡桃島キャンプ場,よくも,こんな山深いところにあるなと感心する。
だから,いち度,泊まってみたいなと思っていた。
コテージは,新しくてすてきだった。
この晩,私たち以外に宿泊客はなかった。
コテージのわきで炭火焼。

アルミホイルにきのこを包んで焼いてみた。おいしかった。
ゆかちゃん,その赤いのなに?
ベニテンとヒメベニ!
えっ?



合宿期間中,私の下痢はなおらなかった。
きのこで中毒してもわからない。



星がいっぱい。
どれが北極星かわからなかった。