素晴らしく愛してる~きらきらスマイル

のんびり気ままに適当に。
ジャニーズJr.中心。
原点は赤坂晃氏。
2010年6月、移転しました。

再起への道

2010-04-10 09:30:56 | 赤坂晃&光GENJI

昨日、一気に読みました。

「拘置所のタンポポ」
薬物依存 再起への道

著者は近藤恒夫さん(60代後半)と言う日本ダルク代表NPO法人アパリ理事長。


以前読んだ、夜回り先生の知識をさらに濃く綴ってある1冊。

著者は30代の頃、8年間程の薬物(覚せい剤)におぼれた方なので、
覚せい剤の効用や依存などの詳細が実にリアルでした。

近藤さんは精神病院に入院、逮捕経験もある方で、
執行猶予満了後、再起を決意し、
40代の時に「ダルク」と言う場所を設立した方ですから、
薬物依存の本質や心理などが深いところまでわかりやすく綴られていました。


覚せい剤依存と言うものに対して絶望しそうな部分もあったけれど、
近藤さんのように再起へ道は必ずあると言う希望も見えました。


内容が濃すぎて、要約することは難しいため省略しますが、
プロローグでは、のりピーのことが書かれています。

のりピーへのメッセージと言えるようなものでした。
私としては、赤坂氏に置き換えて読んでしまいました。

覚せい依存症経験と、再起への経験がある方だけに、
ずっしりとした重さを持つ説得力を感じました。



薬物依存は犯罪だが、同時に病気でもある。
反省だけでは治らない。

覚せい剤はやめるのではなく、
(一生)やめ続けなければならない。



やめ続ける。


自分自身の身近な例えで考えてみた。

大好きなコーヒーをやめる。
2日で挫折するだろう。

ファン活動に必要な携帯やネットをやめる。
これも3日で挫折するだろう。

まして、一生やめ「続ける」なんて無理。

美味しさや楽しさが脳に刻まれているから。
←依存。

でも、コーヒーも携帯も、
やめ続けるのに挫折してまた始めてしまっても、
何の支障もない。


しかし、クスリは絶対的にやめ続けなければならない。

そんな自分との闘い。



意志の弱さを反省するのではなく、
何故弱かったのかを堀り下げること。

自分はどんな痛みを持っているか考えること。

世間が何と言おうが、自分の回復のことだけを考えること。


その他にも、赤坂氏に伝えたくなるような、
素晴らしいメッセージが詰まっている1冊でした。


双葉社
2009年12月に発売



わらしさん
陽那さん
いつもコメントありがと~♪
おふたりともに私の言いたいこと全てを代弁して下さってました。
さすが光Gファンです◎


少クラ雑記はまた後日☆

良い週末を(^3^)/
コメント (1)
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