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もう15年前になるので、当然子ども達は生まれていません。
それで、わかりやすいように、昔地震があったときに、大きな建物とかお家とかも全部潰れてしまったことや、
地面が揺れて、高速道路も倒れてしまったこと、たくさんの人が亡くなって悲しい日だったことなどを
お話しました。
1月17日は忘れられない大切な日なんですよ。とお話しをして、みんなのところにも、いつ地震が来るか
わからないので、地震がきたときのお約束をもう一度確認しておきましょうね、と伝えました。
子ども達は、テレビで放映されている特集やニュースなどで、少し知っていた様子でしたが、
「せんせい、いつ地震くるのん?」とか、「1月17日やったら幼稚園休みの日に地震あるん?」など・・・
自分にとって身近な問題として、心配している子もいました。
実際に目の前で起きていないことを、伝えるのは、難しいことですが、今日はそれぞれのクラスでも、
絵本や紙芝居や、実際の阪神大震災の写真を使って、地震のお話をしたり、防災訓練をしたりして、
阪神大震災のことを伝えます。
現在の美しい神戸の街並みを見ると、15年前のあの悲惨な姿が嘘のようで、神戸の街は素晴しい復興を
なさいました。本当に苦しく大変な時、人と人の心が通う関係が、あんな大変なことも乗り越える
大きな力を与えてくれるということを、感じさせられるものがあります。
15年前、1月7日午前5時46分52秒、みなさんは、何をされていましたか?
思い返せば、激しい揺れに驚き、一瞬で不安になった記憶や、神戸の友だちとやっと電話が繋がったときの
何とも言えない感動など、それぞれに何か心に残っていることだと思います。
今の子ども達が大人になるまでか、なるときか、わかりませんが、いつかまた大きな地震が来ると言われています。
大阪で生まれ育った私達、あの歴史的な大地震を身近に経験した私達だから、子ども達に伝えること、
伝えておきたいことがあるのではないかと思います。
この週末は、テレビでもたくさん特集されることだと思います。
それを見た子ども達が、映画の出来事のような気分ではなく、お父さんお母さんやおじいちゃんおばあちゃんの
実体験のお話を通して、心に何かを感じられる週末になればと思います。
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