フラワーアレンジメントに使用する、緑色のスポンジのようなもの『オアシス』を乾燥させようと思って、
テラスの日向のところに干していました。
すると、年長の男の子がわざわざ職員室まで来て、「せんせい、これ、何ていうん??」と、聞いてきました。
「どれどれ?・・・あ、これはね、『オアシス』って言って、花を飾るために使うものやねん。」
「おあしす??ふ~ん。。。なんかな、さわったらな、ねんどみたいやねん」
「そやなぁ、やわらかくて、穴があくし、ねんどみたいやね~」
「お花かざるん?」
「そうそう、あ、ちょっとやってみる? ちょっとまってや。」
先生が、お花をさがしてきて、近くに置くと、子ども達は自然に生け花あそび?をはじめました。
けっこう上手で、表情は真剣 年少さんもサマになっています!
完成・・・したのかな?子ども達の興味は、水やりの方へ変わっていきます。
これが完成した生け花先生はまったくアドバイスしていないのに、かなりステキやっぱり子どもの感性ってすごいな~
次第に・・・水やりに夢中になっていく子どもたち・・・
もう、そのくらいでいいのでは??と、声をかけたくなるのですが、子どもたちが笑顔で自分の考えたことを
夢中でしているので、そのまま見守ることにしました。
すると…事件発生お花が倒れた~(やっぱり水をやりすぎてオアシスが重くなったようです)
わ・・・どうしよう・・・?という雰囲気・・・どうなるどうする
『自分で考えて、自分でやる』そういう生きる力の基本は、こういった遊びの中から培われていきます。
自分の内側から湧き出た興味・関心を実現できる(大人や先生に抑制されない…口出しが多いと抑制しちゃうときがありますね)
やってみて、自分たちで失敗する、または、成功する(花が倒れるまでは大成功でした。)
その場に合わせて、自分で問題解決をする(アドリブで自分が対応できる。人生は咄嗟に判断・選択することの連続なのだから)
『○○ができるから』という自信は、それが崩れたとき、大きな自信喪失となります。
でも、『自分で考えて自分でやる』のが楽しいという気持ちは、自分を支えてくれる力になります。
○○ができるからエライとか、○○ができる自分が好きとかじゃなくて、自分の存在そのものを尊重できること、
そして、『自分のことが大好き』という気持ちがあればこそ、人が好き・友達が好き・生きてるって素晴らしい…
って感じられます。
私たち喜連幼稚園では、こういうことを大切にしています。
目立たないことかもしれませんが、よく見ると、たくさん散りばめられています。
大人になると、少しずつ自信が無くなったり、現実とのギャップに苦しんだりして、
徐々に徐々に視野が狭くなってしまうように思います。
確かに、いつまでも自信満々だけの大人は困りますが、日本人は逆に過小評価しすぎて、自尊心が低い
傾向にあると言われています。
「あなたは、自分自身のことが、無条件で好きですか?自分を愛していますか?」
“子どもと関わることは、自分が育ち直しをすることである”とも言われています。
喜連幼稚園に関わる大人たちが、(他人に言わなくてもいいので)、少しずつでも、自分が好きだな~って
思える大人になってもらいたい、そして、私自身もその大人の一人として、少しずつ自分を好きになっていきたいと思います。
それがきっと、子どもたちを幸せにすることだから。
テラスの日向のところに干していました。
すると、年長の男の子がわざわざ職員室まで来て、「せんせい、これ、何ていうん??」と、聞いてきました。
「どれどれ?・・・あ、これはね、『オアシス』って言って、花を飾るために使うものやねん。」
「おあしす??ふ~ん。。。なんかな、さわったらな、ねんどみたいやねん」
「そやなぁ、やわらかくて、穴があくし、ねんどみたいやね~」
「お花かざるん?」
「そうそう、あ、ちょっとやってみる? ちょっとまってや。」
先生が、お花をさがしてきて、近くに置くと、子ども達は自然に生け花あそび?をはじめました。
けっこう上手で、表情は真剣 年少さんもサマになっています!
完成・・・したのかな?子ども達の興味は、水やりの方へ変わっていきます。
これが完成した生け花先生はまったくアドバイスしていないのに、かなりステキやっぱり子どもの感性ってすごいな~
次第に・・・水やりに夢中になっていく子どもたち・・・
もう、そのくらいでいいのでは??と、声をかけたくなるのですが、子どもたちが笑顔で自分の考えたことを
夢中でしているので、そのまま見守ることにしました。
すると…事件発生お花が倒れた~(やっぱり水をやりすぎてオアシスが重くなったようです)
わ・・・どうしよう・・・?という雰囲気・・・どうなるどうする
『自分で考えて、自分でやる』そういう生きる力の基本は、こういった遊びの中から培われていきます。
自分の内側から湧き出た興味・関心を実現できる(大人や先生に抑制されない…口出しが多いと抑制しちゃうときがありますね)
やってみて、自分たちで失敗する、または、成功する(花が倒れるまでは大成功でした。)
その場に合わせて、自分で問題解決をする(アドリブで自分が対応できる。人生は咄嗟に判断・選択することの連続なのだから)
『○○ができるから』という自信は、それが崩れたとき、大きな自信喪失となります。
でも、『自分で考えて自分でやる』のが楽しいという気持ちは、自分を支えてくれる力になります。
○○ができるからエライとか、○○ができる自分が好きとかじゃなくて、自分の存在そのものを尊重できること、
そして、『自分のことが大好き』という気持ちがあればこそ、人が好き・友達が好き・生きてるって素晴らしい…
って感じられます。
私たち喜連幼稚園では、こういうことを大切にしています。
目立たないことかもしれませんが、よく見ると、たくさん散りばめられています。
大人になると、少しずつ自信が無くなったり、現実とのギャップに苦しんだりして、
徐々に徐々に視野が狭くなってしまうように思います。
確かに、いつまでも自信満々だけの大人は困りますが、日本人は逆に過小評価しすぎて、自尊心が低い
傾向にあると言われています。
「あなたは、自分自身のことが、無条件で好きですか?自分を愛していますか?」
“子どもと関わることは、自分が育ち直しをすることである”とも言われています。
喜連幼稚園に関わる大人たちが、(他人に言わなくてもいいので)、少しずつでも、自分が好きだな~って
思える大人になってもらいたい、そして、私自身もその大人の一人として、少しずつ自分を好きになっていきたいと思います。
それがきっと、子どもたちを幸せにすることだから。