SIDEWALK TALK

GONSHAN. GONSHAN. 何処へゆく

Yanagawa_2書道家のお客さまが柳川@福岡県の北原白秋生家(記念館)で個展をされる
というので、ご挨拶がてら柳川に出かけた。


僕は白秋について知るところが薄く、完全アウェイ状態。
記念館で資料に触れて、その偉大さをあらためて実感した。
ホント、多くのすぐれた作品を世に残した詩人だったんだな。


僕ごときが白秋について評論することは憚れるけど、
メロディがついてなくても、詩を朗読 -Poetry Reading- するだけで清らかな旋律を感じることができる。
かつての日本の文学は音読することを意識して書かれたものが多いけど、
白秋のそれは一歩先んじてると思う。


白秋の作品に、
「GONSHAN. GONSHAN. 何処へゆく」
ではじまる『曼珠沙華(ひがんばな)』がある。


僕は GONSHAN とは白秋が創作した擬音だと思ってたけど、まったくの勘違いだった。
ゴンシャンとは柳川弁で「良家のお嬢さん」のことらしい。
なるほど!だったら詩の内容も合点がいく。
この歳になって、目から鱗だった。


さて、柳川のもう一つのお楽しみといえば、ウナギの蒸籠蒸し。
どの店がベストかは好みだろうけど、僕は「若松屋」という店がフェイバリットだ。
ひさしぶりに食したけど、あいかわらずの美味でした。

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コメント一覧

mf >> kazuma 先輩
その「御花」にも行きました。
http://www.kiribako.net/
その「御花」にも行きました。
能面の展示などがあって、能研出身者にはツボですね。
  
なぜか?レストラン入り口横に面打ち場がありました。
「麺」じゃなくて「面」ですよ。
kazuma
柳川には「御花」という高級旅館があるでしょ。
http://www.geocities.jp/ishin_kaden/
柳川には「御花」という高級旅館があるでしょ。

そこは地元の大名の立花家の別荘を改築したものなんだけど、
畳をあげると能舞台があるという、まことに立派なお屋敷です。
ちなみに経営は立花家の子孫がやってます。

そこの当代の弟の嫁さんが細川家の国家老だった松井家から嫁いでるんだよ。

僕も一度公演でその能舞台に行ったことがあります。
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