SIDEWALK TALK

Incident in Shanghai

Mu初めて鄭州を訪れたのは、今からもう20年以上も前になる。
香港経由だったんだけど、
当時の鄭州空港はまだ有視界飛行だったんだろう、
香港(啓徳)空港で2日も足止めを喰らった。
そのとき同行してた中国(香港)人の武くんが、
「中国民航(CAAC)は "China Airlines Always Cancel" の略だ」
と、自嘲気味に語っていた。


初体験がそんな具合だったから、
訪中するときは、ことさらにトランジットの時間には余裕をもつ。
今回は上海経由で、往復とも4時間ちかい乗り継ぎ時間を確保していた。
特に復路は、国際線の上海浦東空港に直で着くというので、
いつもより余裕をこいていた。
それが....だ!


復路、鄭州空港では、予定時刻よりも早くボーディングの案内があった。
(通路側をリクエストしたのに)めずらしく窓側だったから、早めに搭乗した。
ところが、1時間経っても飛び立たない。
それどころか、機内食を配りだした。
機内アナウンスは中国語のみで、状況がまったくわからない。
けれど、僕にはまだ余裕があった。


搭乗から2時間、機内が険悪な雰囲気に。
CAと乗客との押し問答がはじまった。
そうこうしてるうちに、昇降タラップが横付けされて、待合室にバスで移動。
僕は、上海でのトランジット、つまりはその日の帰国をあきらめた。


上海でも尾紆余曲折あっけど、航空会社が翌日の便とホテルを手配してくれた。
ホッとしたのも束の間、手配してくれたホテルは見知らぬ中国人と同部屋だという。
そりゃないぜ!と係員に猛抗議したんだけど、
GW、そして中国はメーデーの休みということで、どうにもならないと。


相手は中国だから、飛行機ディレイ、そしてトランジット・ミスはある程度覚悟していた。
けど、知らないヤツ、それも外国人との相部屋はまったくの想定外。
中国東方航空、これはあり得んだろ!

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コメント一覧

mf >> TSUBOMI さん
http://kiribako.net
こちらこそ、ご無沙汰です!
説明不足は、確かにひどいですね。
鄭州空港で空港係員に状況をきいたんですが、“I'm sorry” の連発で要領を得ませんでした。
謝られても困るんですが、結局なにが原因だったのかも知らされずじまいでした。
お決まりのアナウンスは英語でもあるんですが、非常時には中国語のみ。
これって、どうしようもないですね。


中国新幹線...ですか?
チャレンジャーですね、ある意味 (ーー;)
TSUBOMI
ごぶさたしてます。
ごぶさたしてます。
大変な訪中であったと、また、無事で何よりです。
私も中国出張では、日本では想定できないようなできごとに遭遇したことがあります。
最近、日本でも有名となったあの「中国新幹線」に1時間ほど閉じ込められたことがあります。
1昨年のGW、上海から昆山間でした。
彼ら特有の「我先に!」の精神から来るのか、いっきに避難を試みる人々で車内がパニックになりました。
が、その後、「直りましたので行きます」みたいなアナウンスのあと、何事も無く250km/hで走り始めたのはいいが、何をどうやって直したのか、もしくはたまたま動いたからなのかは今も不明です。
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