SIDEWALK TALK

ネコと仏教

Cat2以前、『ネコとの縄張り争い』『黄砂→雨→ネコちゃん
という、似たようなエントリーを書いたことがある。
そして、またまたネコちゃんのニャンニャンマークが、
僕の車のボンネットやルーフ、そしてテールにかけてシッカリついていた。


ヤマネコはべつとして、
ネコ(イエネコ)を飼う習慣のはじまりは紀元前の古代エジプトで、
ヨーロッパにイエネコがきたのは、はるかにくだって8世紀ごろらしい。


日本には、仏教といっしょにやってきた。
仏教伝来は、通説では552年(538年とも?)。
欽明天皇の御代に、百済の聖王が仏像や経論を献じた。
日本行きの船に経巻を積むとき、ネズミに食い荒らされないように
ということだったらしい。


仏教が日本にひろまったのは、その教義よりも、
仏像の芸術性におどろいたからだと思う。
それまで埴輪や土偶などしか見たことのなかった日本人にとって、
金箔で彩られた写実的な造形美は衝撃的だったのではないだろうか?
じっさいに欽明天皇が仏像を目にしたとき、
その仏像の「相貌(みかお)端厳(きらきら)し」
といわれて、おどろかれたという記録がのこっている。


話が脇にそれた。
かつてネコは遠洋航海に欠かせないもので、
8世紀ごろのアラビア人の地中海交易や中世の大航海時代にも
船舶にネコを乗せていた。
だからといって、僕の車の上に乗るのはやめてほしいな。

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コメント一覧

ichinisan123
お久しぶりです!TBありがとうございました!
お久しぶりです!TBありがとうございました!
仏教が広まったのが仏像の芸術性に驚いたから、というのは、すごく説得的です!なるほどな~!と思いました。

一度どこかで世界各地の仏像の展覧会を観たのですが、これがまたおもしろくて、国によって耳とか顔つきや手つきなどがかなり違っていて、特に中近東方面に近づくとかなり目つきが違っていて、とても面白かったです。

猫ちゃんには、癒されます。

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