SIDEWALK TALK

心の故郷

Gentenkaiki青年会議所(JC)シニアクラブ総会に久しぶりに出席した。
JCOBの親睦のための組織だから、
総会といっても形式的なものだ。
けど、もめた...
ある意味、JCの面目躍如といったところだろうか?


中津JCシニアクラブは現在200名超の会員がいて、
そのうち会費を納めているのは約150人ほどらしい。
未納したところで取り立てなどなく、緩やかに運営している。
今回もめたのは、ある年齢に達したら会費を免除したらどうか
という議論だった。


僕の年齢ではピンとこなかったけど、
存外デリケートな話のようだ。
対象年齢の一部の人にとっては、
会費免除は「もう来なくていい」というサインに感じるらしい。
結局、総会中には議論が尽くせず、
結論は次回に持ち越しになった。


僕はシニアクラブではまだまだ若造だから、
肩をすぼめてこの議論を聞いていた。
その中で最もシンパシーを感じたのは“くま先輩”のひと言だった。
くま先輩は間もなく古希を迎える。
けれど、払えるうちは会費免除など真っ平御免だというのだ。


「JCは心の故郷。青春の故郷に会費を払うのは喜びだ」
というような論旨だったと思う。
くま先輩には理事長時代を含め現役のとき、
本当に叱咤激励(いや叱咤だけだったかな?)していただいた。
正直いうと最初は辟易してたのだけど、
親しくお付き合いいただくうちに
先輩のJC愛深さ故のアドバイスだと気づいた。


総会後、僕はくま先輩に話しかけた。
「先輩が良いこと言ったの、初めて聞きました」
強烈なゲンコツが僕の頭上に飛んできたのはいうまでもない。

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