半ば本気で信じている。
領海を侵犯したあげく船ごと体当たりしてくる国や、
3代も世襲で独裁者を祭りあげる国に対して、
「統制国家」だと眉をひそめている。
けど、本当にそうだろうか?
尖閣諸島での中国漁船衝突事件。
船長の釈放は那覇地検の独自判断によるという発表、
海保が撮影したビデオの未公開、
僕は首を傾げてしまう。
また、大阪地検の証拠改ざん疑惑。
これじゃまるで、検察は、あのおぞましい戦前の特高警察の再来だ。
いや、秘密警察といってもいいかもしれない。
以上は、僕の思い過ごしで、単なる杞憂なのかもしれない。
けれど、ここ数日、「本当の真実」というフレーズが僕の頭から離れない。
1980年代初頭、僕はまだティーンエイジャーだった。
その多感なころ、佐野元春というミュージシャンがあられて、
「本当の真実がつかめるまで続けるんだ!」
と、メッセージした。
このラインに、僕はハッとした。
「真実はすべて本当とは限らない」
ということに、はじめて気づかされた。
このラインは、佐野さんの青春のコミットメントであり、
僕らファンにとっては、それ以来ずっと、
約束事として大切に胸にしまい込んでいる Golden Ring だ。
かの国々に比べれば、僕らの国はマシなんだろう。
けど、いずれにしても、国家という強大な権力(システム)の下で
生活という〈うすのろ〉をおくっていることには変わりはない。
佐野さんの、そして僕らの、
瓦礫の中から「本当の真実」を見つける旅は、今も続いている。
いつ果てるとも知れない旅だけど、決してあきらめたりはしない。
本当の真実がつかめるまで Carry on!
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mf >> pfaelzerwein さん
pfaelzerwein
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