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「桐」のうんちく その2

kiritansu「桐」は軽い

桐材の比重は、国産樹種のなかでもっとも小さく、絶乾比重(含水率0%の時の比重)は、0.17~0.37、気乾比重(含水率12%時の比重)は0.18~0.38です。

こんな数字みてもよくわかんないでしょうけど、要するにメチャメチャ軽いんです。

どんな木材でもそうでしょうが、「桐」は乾燥させて使用します。
「桐」はアク(灰汁)がつよい木材で(アクの成分についてはべつの機会に書きます)、わが社では、60度くらいの温水プールに1週間ほどつけてアク抜きをし、その後天日乾燥1週間した後、乾燥室にいれてさらに乾燥させてから使用します。
だから使うときは、メチャメチャ軽くなってるんです。

そういえばむかし、大川栄作さんは、桐箪笥をひとりでかついでましたもんね。
  

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