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和訓栞

tanigawakotosuga日本ではじめて50音順に配列された国語辞典をつくったのは、
江戸時代の国学者、谷川士清(たにがわことすが)である。
『和訓栞』(わくんのしおり)っていいます。


いわゆる辞書だから特段オモシロくはないのだけど、
何の気なしにページをめくると、
時たま「へぇ~!」って思うことが載っている。
「ジャンケン」は中国語の「両拳」(りゃんけん)が語源だとか、
江戸弁で活発な女の子のことを「おきゃん」と形容するが、
その語源もおなじく中国語の「侠」(きょう)からきてるとか…


この『和訓栞』は士清の生存中には完成せず、
遺族によって士清の死後100年以上の長きにわたって、
編纂がつづけられた。
前・中・後編にわかれ、全部で93巻。
士清が亡くなった翌年の1777年から刊行がはじまり、
最終巻が刊行されたのは1887年(明治20年)だった。

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